もくじ
日本の鉄道の歴史を知り、その技術を体感できる鉄道博物館。「鉄道マニアでなくたって1日楽しめるよ!」というお友達からの情報を聞き、日曜日の朝に夫(お父さん)、長女(6歳)、次女(1歳9か月)、私の4人で遊びに行ってきました。 人気があっていつも混雑していると聞いていましたが、当日は小雨が降っていたためか、リニューアルを控えていたからか、どの展示にも30分以上待つことはなく、のんびりと見て回ることができました。
親は懐かしい車両の展示に心をおどらせ、子どもは体験型の展示で遊びながら学べる、とても楽しいスポットでした。効率良く回るための方法やレストランなど、鉄道博物館を遊びつくすためのポイントをじっくりご紹介します!
鉄道博物館は、さいたま市大成地区にあります。JR東日本創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして、2007年の10月14日(鉄道の日)に創設されました。
2017年の3月には入館者が900万人を突破したという人気施設で、館内には車両等の実物展示がたくさんあり、それぞれの時代背景や技術の変遷などを知ることができます。
館内ではリアルなシミュレータを体験したり、ミニ鉄道を実際に運転して、鉄道の原理やしくみに触れることができます。
子どもはもちろん、大人のファンも多く、筆者が訪れた時は海外からのお客さまもたくさんいらっしゃいました。鉄道の歴史や技術の高さを余すところなく味わえる施設です。
鉄道博物館の入館料は以下のとおりです。
・一般:1,230円
・小中高生:510円
・幼児(3歳以上の未就学児):210円
鉄道博物館には、入会すると1年間入館料が無料になる「Teppa倶楽部」というものがあります。
Teppa倶楽部の年会費は次のようになっています。
・一般:3,000円
・小中高生:1,500円
・幼児(3歳以上の未就学児):600円
また、Teppa倶楽部に入会すると、鉄道模型ジオラマの購入割引を受けることができたり、会員限定のイベントに参加したりすることもできます。
年に3回以上の来館が見込める場合は、Teppa倶楽部への入会を検討してみると良いかもしれません。
JR東日本では、不定期に「新幹線&鉄道博物館きっぷ」という、新幹線のチケットと入館券をセットにしたきっぷを販売しているようです。
【セット内容】
・新幹線普通車自由席の特急券(東京駅または上野駅~大宮駅間)
・乗車券(東京都区内の各駅~大宮駅間)
・ニューシャトル(大宮駅~鉄道博物館駅間)の往復
・鉄道博物館入館引換券
・鉄道博物館オリジナルグッズ
【料金】
おとな:3,580円
こども:1,010円
新幹線の乗車からおみやげのオリジナルグッズまで、鉄道博物館を存分に楽しめるセット内容になっています。
また、こちらも不定期ですが、JR東日本の「小さな旅」という小冊子に、鉄道博物館が取り上げられることがあるようです。
小冊子にはクーポンがついているのですが、それを利用するとレストランが割引になるなどの特典を受けることができます。
小冊子はJR東日本の首都圏の駅構内で手に入るほか、ホームページからダウンロードすることもできます。
どちらも不定期に販売・配布されているものなので、鉄道博物館へ行くことが決まったら、JR東日本のホームページをチェックしてみてくださいね。
鉄道博物館の営業時間は、10時~18時までとなっています。入館は17時30分までなのでご注意ください。
なお、毎週火曜日と年末年始が休館日となります。
鉄道博物館は非常に人気のある施設のため、土日祝日は特に混雑します。後述しますが、人気の「ミニ列車運転体験」は、開館後に整理券が配られ、すぐになくなってしまうこともあります。週末や長期休暇のシーズンには、できるだけ開館と同時に入館できるよう、早めに家を出発しましょう。
また、鉄道博物館は現在拡張・リニューアルを行っており、2017年の4月27日から順次新施設がオープンしています。新施設オープン後は特に混雑が予想されるので、どの展示を優先的に見て回るのかなど、あらかじめホームページなどで確認してから行くことをおすすめします。
休日はレストランにも長い行列ができる場合があるため、食事の時間帯をずらしたり、館内で販売されている駅弁を購入して、飲食が可能な展示車両の中で食事をしたりするなど、工夫すると良いかもしれませんね。
鉄道博物館へはJR、車、バスなどを使って行くことができます。それぞれのアクセス方法について紹介します。
電車でアクセスする場合にはJR大宮駅からニューシャトルに乗り、「鉄道博物館(大成)駅」で下車します。
「ニューシャトル」とは大宮駅~内宿駅の間を走る電車で、埼玉新都市交通株式会社によって運営されています。
ワンマン運転、ゴムタイヤといった特徴があります。
2015年に登場した2020系は白い車体にピンク、オレンジ、グリーンの縁取りが可愛い電車です。
なかなか乗る機会のない電車に乗れる!という道行も、キッズにとってはワクワクするものなのではないでしょうか。
「鉄道博物館(大成)駅」を下車すると、鉄道博物館まではわずか徒歩1分で到着します。
改札を出た瞬間から、もう鉄道博物館の中に入ったような雰囲気です。
改札から鉄道博物館までの道のりは「プロムナード」と呼ばれ、展示ホールとして使われています。
改札を背にして、ここをまっすぐ直進していきます。
天井に張りめぐらされた赤と青の線は、新幹線のダイヤグラム(列車の運行表)をモチーフに作られたそうです。
重なりあう赤と青のラインがとてもスタイリッシュです。
床のタイルには東北新幹線・山形新幹線・秋田新幹線の時刻表が印字されていて、鉄道博物館へ来たというワクワク感が高まります。
また、さまざまな大きさの車両の輪軸を間近で見ることもできます。
ここで最初の記念撮影スポットが登場です。
蒸気機関車の前で日付入りの写真を撮ることができるので、ぜひ立ち止まってみてくださいね。
ただし!まだ鉄道博物館にはたどりついていません!
まだ駅のプロムナード内だということを忘れてしまいそうな展示の豪華さです。
もう少し進んでいきましょう。
歩いていくと、もうひとつの撮影スポットが現れました。
修学旅行用列車「なかよし」のモックアップ(実物大模型)前です。
修学旅行用列車とは、小中高生を乗せて1960年ごろに走っていた列車です。
本物同様に再現されたモックアップの前で、こちらも日付と共に記念撮影ができます。
「なかよし」の背面には座席が設置されています。
中に入って座ってみると、「なかよし」に乗って修学旅行に向かった当時の学生たちの楽しい気分を味わうことができますよ。
すでにずいぶん楽しんでいますが、ここもまだまだプロムナード内です。
さらに進んでいくと、ついに右手に博物館の入り口が現れました!
駅構内で高まった期待を胸に、いよいよ入場です!
カーナビを利用する場合は、「鉄道博物館」「埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番」「048-651-0088」で検索してみましょう。鉄道博物館が表示されない場合には、「鉄道博物館駅」に改名する前の「大成駅」で検索してみてください。博物館は駅のすぐ隣にあります。
主要幹線道路からの行き方と距離は以下のとおりです。
・首都高速埼玉新都心線「新都心西出入口」から約4km
・首都高速埼玉大宮線「与野出入口」から約5km
・東北道「岩槻IC」から約9km
・首都圏中央連絡自動車道「桶川北本IC」から約15km
現地までの行き方は次のようになっています。
国道17号線(中山道)の「大成三丁目」交差点を右折し、直進→高架手前の「鉄道博物館(大成)駅」交差点を左折→右手に鉄道博物館(大成)駅が見えてくるので、その先にある専用駐車場へ進む。
鉄道博物館では、291台を収容できる専用の駐車場があります。
一般車は1日500円です。
時間を気にせず博物館を楽しめるのが嬉しいですね。
P1からP3まで駐車場がありますが、一般車の駐車場はP1、身障者用の駐車場はP3となります。P2はバス用の駐車場となりますのでご注意ください。
専用駐車場の他にも、鉄道博物館駅の前に76台分の駐車場があります。
8時から22時は60分につき200円、22時から8時は60分につき100円です。
駐車後24時間の最大料金は600円となっています。
鉄道博物館の駐車場が満車になってしまった場合は、こちらの利用もご検討ください。
最寄りのバス停は「大成三丁目」もしくは「赤柴・中央総合病院入口」です。
バスにはJR大宮駅から乗ることができます。
・大宮駅西口から大成三丁目まで:乗車時間5分 バス停から徒歩6分
・大宮駅東口から赤柴・中央総合病院入口まで:乗車時間5分 バス停から徒歩7分
それではいよいよ入館です!
まずは入り口横にある券売機で、入館カードを購入します。
お手持ちのSuicaなどのICカードに入館登録ができるというのも、鉄道博物館ならではでおもしろいですね。
貸し出し用カードを選ぶと、写真のような入館カードが券売機から出てきます。
支払いには現金、または交通系ICカードが利用できます。
自動改札機に貸し出し用入館カード、もしくは入館登録をした交通系ICカードをタッチして、館内に入ります。
鉄道博物館には「ミニ運転列車」や「蒸気機関シミュレータ」など、実際に電車の運転を体験できる展示があります。
これらの展示は人気が高く、整理券がないと参加できません。
なので入館したらまず、先に配布場所へ行って整理券をもらっておきましょう!
私たちも博物館に着いてすぐ、「ミニ運転列車」の整理券をもらいに行きました。
ミニ運転パークにあるミニ車両を実際に運転できる、人気の展示です!
私がこの日鉄道博物館に着いたのは10時20分ごろ(開館は10時)でしたが、配られていた整理券はなんと16時からのものでした。
人気の高さがうかがえますね…。
ミニ運転列車を運転できるのは小学生以上です。
整理券は自分の時間がくるまで、大事に持っておいてくださいね。
なお、料金の200円は、後ほどミニ運転列車の乗り場で支払います。
鉄道博物館では毎日たくさんのイベントも行われています。
お目当ての整理券を無事もらうことができたら、その日のイベントスケジュールもチェックしておきましょう。
スケジュールは入館用自動改札機の正面にある電光掲示板に掲示されます。
行ってみたいものがあれば時間と場所を確認して、お見逃しのないように!
イベントの詳細については、公式サイトよりご確認ください。
それではいよいよ、メインの展示に入っていきましょう!
鉄道博物館はプロムナードから直結する本館、屋外のミニ運転パーク、そしてノースウィングと、大きく3つのエリアに分けることができます。
本館に入るとまず、歴史的な電車が並ぶ「車両ステーション」に圧倒されます。
ここには36両もの実物車両があるんですよ!
車両ステーション中央の転車台に設置されているのは、1940年に製造されたC57形式の蒸気機関車です!
12時と15時には、転車台を回転させながら、インタープリタ(展示解説員)が解説を行い汽笛を鳴らすというイベントも行っています。
1階全体に鳴り響く汽笛の音は迫力満点です。
音にびっくりしてしまいそうな小さなお子さんは、この時間帯は少し離れておくのがいいかもしれません。
中に入ってみることのできる車両もあります。
こちらは1964年に製造された寝台特急用列車の客室です。
「電車の中にベッドがあるの?すごい!寝てみたい!」と、寝台列車を知らない子どもたちは大興奮。
人形を使って当時の様子を再現する「情景展示」という展示演出もあちこちで行われていました。
こちらは1964年に製造された日本初の新幹線の先頭車両です。
運転席に入るため、10人ほどの列ができていました。
やはり新幹線は人気が高いようです。
車両ステーションのメインフロアは吹き抜けになっているので、2階にあがると全体を眺めることができます。
2階の西側壁面には全長75mもある鉄道歴史年表が展示されていました。
懐かしい写真の数々に、親が一番楽しんだのがこのゾーンでした。
本館2階にはディスプレイ付の運転台を使って体験する「運転士体験教室」もあります。
小学5年生以上が対象の体験教室ですが、小学1~4年生も付き添いの大人がいれば参加することができますよ。
参加料金は500円です。
もっとも博物館のリニューアル工事に伴い、2018年1月10日から夏まで閉鎖される予定です。
運転士を養成するための訓練設備をもとにプログラムが作られており、再オープンしたら大人気間違いなしですね!
こちらも、整理券必須の体験展示です。
車両ステーションの奥には「ランチトレイン」があり、持ってきたお弁当や館内で購入した駅弁を食べることができます。
館内にはもうひとつ、ミニ運転パーク周辺に「455ランチトレイン」があるのですが、こちらの方がすいていました。
「455ランチトレイン」が混雑している時にはこちらに来てみるといいかもしれません。
2018年1月現在、鉄道博物館は新館建設および本館の全面的リニューアルという大工事のただ中にあります。
そのため、さまざまなスポットが一時的に閉鎖されたり、イレギュラーな状態となっています。
先ほどご紹介した「運転士体験教室」もそうでしたが、2016年6月まであった「てっぱくひろば」という屋外広場も、私たちが訪れたときには新館建設中のため閉鎖されていました。
2018年夏ごろにリニューアルして開館予定のようです。
蒸気機関車の運転体験ができるD51シミュレータのあった「シミュレータホール」も、2018年1月10日~夏頃まで閉鎖される予定です。
私たちが訪れたときにはまだシミュレータホールが稼働しており、長女は山手線のシミュレータを楽しみました。
ホール内のシミュレータのうち、D51蒸気機関車のシミュレータは2017年12月22日以降、車両ステーション1階に移転しています。
その他のシミュレータについては、リニューアル後の再稼働をお待ちください。
音や揺れがとってもリアルで、本物の運転士さんになった気分が味わえますよ!
リニューアルは全館にわたり、展示エリアだけでなくショップやレストランにも影響があります。
また、今回のレポートでお届けしている館内の様子も、リニューアルが進むにつれて多少の変動が生じる可能性があります。
どうかご了承ください。
シミュレータホールの先には屋外スペース「ミニ運転パーク」が広がります。
館内の「博物館中央駅」から「博物館北駅」までを往復する、およそ230mのミニ列車です。
入館者は無料で乗車することができます。
乗ることを楽しむだけでなく、中央からノースウィングへの移動にもご利用ください。
車両ステーションの奥にあった「183ランチトレイン」と同じく、休憩や食事に利用できる車両です。
こちらは団体客がお弁当を食べるスペースとして使われますが、団体の利用がない時には個人の入館者も利用することができます。
写真は車内の様子です。
座席に座ってお弁当を広げれば、まるで電車旅行をしているような気分が味わえますよ。
ミニ運転パークのメインは何といってもこちら。
大人気のミニ運転列車です!
料金は1回200円、1周300mの線路の上を自分で操作して進みます。
私たちもこれに乗るため、入館してすぐ整理券を受け取りに行ったのでした。
蒸気機関車や成田エクスプレスなど、10種類のミニ車両が設置されていますが、どの車両に乗るかを選ぶことはできません。
長女にはE657系ひたちの車両が回ってきました。
駅では一旦停止をしてみたり、警笛を鳴らしてみたり。
本格的な運転が楽しめます。
車両内は前に運転席が1つ、後方に大人2人が座ることのできる椅子が1つついています。
天井は低いですが中は意外と広く、1歳の次女を膝の上に乗せていても余裕がありましたよ。
ノースウィングは鉄道博物館の別棟で、キッズライブラリーとてっぱくホールがあります。
本館から徒歩3分ほどですが、てっぱくラインで移動することもできます。
これまで「てっぱく図書室」があった場所に、キッズを対象にしたライブラリーがオープンしました。
鉄道に関する絵本がたくさんそろっていて、本好きなお子さんにはたまらない空間です。
実際に車両で使われていた座席も設置されていて、電車の中で読書しているような気分を味わえます。
利用時間は10:00~16:30までと、博物館全体の閉館時間より早いのでお気をつけくださいね。
てっぱくホールでは、鉄道博物館が収蔵しているさまざまなビデオが上映されています。
日本各地で活躍する電車の映像や、小さなお子さんが大好きな「きかんしゃトーマス」が上映されることもありますよ!
出典: 鉄道博物館 公式HP
休日は混み合うこともある鉄道博物館のランチタイム。
多くのスペースが確保されてはいますが、11時ごろなど少し早い時間にランチをとるのがおすすめです。
鉄道博物館ならではのメニューをお探しならここ!
「旅のレストラン 日本食堂」では、食堂車で実際に提供していたメニューが食べられます。
キッズには新幹線のお皿に乗ったお子様ランチもあります。
キッズチェアも用意されており、ファミリーでお食事しやすいレストランです。
※2018年2月~夏頃まで、鉄道博物館のリニューアル工事に伴い閉鎖される予定です。
リニューアルオープンを楽しみに待ちましょう!
なお、こちらで注文したものは全てレストランの外に持ち出しをすることができません。
料理を他の食事コーナーへ持って行くことはもちろん、レストランで飲み切れなかった飲み物を持って出ることもできないので、ご注意ください。
鉄道の旅のおともといえばやはり「駅弁」!
鉄道博物館内には、駅弁の売店が2ヶ所あります。
電車形のパッケージに子供の大好きなメニューが詰まった鉄道博物館オリジナルのお弁当もあります。
お弁当を買ってランチトレインへ乗り込めば、電車旅行の気分を存分に味わうことができますね。
人気のお弁当は開館してすぐに売り切れてしまうこともあるので、ランチで駅弁を食べる予定の方は、早めの購入がおすすめです。
ミュージアムショップは1階のエントランスゾーン内、シミュレータホールの隣にあります。鉄道博物館オリジナルのユニークなおみやげがたくさんそろっています。
特に人気のおみやげは、「チョコキャラメル」「新幹線柿の種」「車掌さんチョコクランチ」だそうです!ぜひチェックしてみてくださいね。
また2階のスペシャルギャラリー前にもミュージアムショプがあります。こちらは鉄道に関する書籍が豊富にそろえてあるので、図鑑や絵本などをお求めのときは2階のショップが便利です。
鉄道博物館ではインフォメンションカウンターで申し込むと、ベビーカー(A型・生後1カ月~48カ月・20kgまで)をレンタルすることができます。
数に限りがあり、筆者が来館したときも午後には全て貸し出されている状態でした。午後からの来館を予定されている方は、念のためお手持ちのベビーカーを持参された方が良いかもしれません。
ちなみに館内にはスロープがたくさんあるので、ベビーカーでも移動しやすい環境だと思います。
しかし車両がたくさん並ぶ車両ステーションでは、通路がせまくてベビーカーでは入ることのできない展示車両もありました。
元気よく歩くことのできる月齢の子どもであれば、ベビーカー置き場にベビーカーを停めてから見て回る方が良いかもしれません。
写真は車両ステーション1階のベビーカー置き場です。
マイテ39形式客車の前にありました。
お手洗いは1階に5か所、2階に3か所、3階に2か所、屋上展望スペースに1か所あります。
1階のミュージアムショップ横にあるお手洗いのみ、おむつ替えコーナーがないのでご注意ください。
1階のヒストリーゾーンに入って右手側にベビーコーナーがありますので、そちらでおむつ替えをすることができます。
1階のベビーコーナーにある授乳室の様子です。椅子が2脚置いてあり、入口をカーテンで仕切ることができます。手を洗うことのできる洗面台はありましたが、給湯施設はありませんでした。
授乳室は2階にも2か所あります。1階に比べると2階の方が混雑していない印象でしたので、授乳室の空きがない場合は2階へ移動してみることをおすすめします。
鉄道博物館のすぐ隣に、おふろcafe utataneがあります。
おふろcafe utataneは、その名のとおりのんびりくつろげるカフェスペースが広がる、大宮エリア最大規模の温浴施設です。
たくさんの種類のお風呂が楽しめるだけでなく、おいしいカフェごはんを堪能したり、ラウンジにある暖炉のそばで挽きたてコーヒーを飲んだりすることもできます。
おむつ着用の赤ちゃんも、ベビーバスを利用する場合は一緒に入館することができます。鉄道博物館を楽しんだあと、皆でお風呂に入って帰るというおでかけプランも良いですね。
鉄道博物館から車で10分ほどのところにあるのが、開設面積67.8haを誇る大宮公園です。体育館、小動物園、児童遊園地、日本庭園なども備え、四季折々の自然の変化を楽しめます。
特に桜の季節や紅葉の施設には、ぜひ鉄道博物館とあわせて足を運びたいスポットです。
車両展示から本格的なシミュレーション体験まで、親子で楽しめる要素満点の鉄道博物館。リニューアルされた施設のオープンも始まり、これからますます楽しめる施設になりそうです。
今や海外からも高い評価を受けている日本の鉄道技術について、ぜひ一度子どもと一緒に楽しく学んでみてはいかがでしょうか。