『那須ハイランドパーク』人気アトラクションを徹底攻略!!
公開日:2019-07-01 | 更新日:2023-01-12
「那須ハイランドパーク」は那須の自然に囲まれた遊園地です。「10大コースター」と呼ばれる数々の絶叫マシンもそろっていますが、おすすめは自然の景観を眺めつつスリルを味わえる水系のアトラクションです。びしょ濡れになりながらも気分は爽快!そんな「那須ハイランドパーク」の、キッズも楽しめる人気アトラクションをご紹介します!
「那須ハイランドパーク」にお出かけしてきたのは私、小学生の息子、母の3人です。
私たちが実際に乗ったアトラクションを中心にご紹介していきますね!
「フロッグホッパー」は、かわいいカエルがぴょんぴょん跳ねるアトラクションです。
高みから一気に急降下する「フリーフォール」のミニチュア版、といった感じです。
大人用のフリーフォールとは違い、高さもなくスピードも遅めです。
ジェットコースターが苦手な息子ですが、このフロッグホッパーにはハマってしまったようで、合計4回も乗りました!
キッズも安心のバイキング「リトルシップ」
「リトルシップ」も同じく、バイキングのミニチュア版といったアトラクションです。
遊園地では定番のバイキングですが、「リトルシップ」はあまり傾きが大きくありません。
これなら小さいお子さんでも、安心してチャレンジできるのではないでしょうか。
息子はこれも大喜びで3回乗っていました。
一番高く上がったポイントで、この高さです…!
イメージして頂けるでしょうか?
激しいアトラクションが苦手な息子ですが、ほどよいスリルが楽しめたようです。
なお、「フロッグホッパー」と「リトルシップ」は、いずれも3歳から保護者同乗なしで利用可能です。
大人も夢中に!「レーザーミッション」
「レーザーミッション」は2017年3月18日に新登場したイベントです。
暗号を解きながら様々なクエストをクリアして進む、宇宙系アスレチックミッションゲームです。
ちなみに「レーザーミッション」は、ファンタジーパスでは利用することができません。
パスを持っていても、別途ウーピーチケットを購入する必要があります。
ウーピーチケットは、園内各所の「ウーピーチケット自動販売機」で購入できます。
レーザーミッションの建物前にも自動販売機があり、近くにいたオペレーターさんが料金や購入方法を丁寧に教えてくれました。
レーザーミッションはウーピーチケット×5(500円)ですので、私と息子で1,000円分のウーピーチケットを購入しました。
那須ハイランドパークへ行く前から、このアトラクションに興味津々だった息子。
受付カウンターで簡単なレクチャーを受けたら、いよいよレーザーミッション開始です!
オープニングに待ち構えていたのは、ワームホール通過ミッションでした。
回転する宇宙トンネルを通過するのですが、映像が回転しているのか、通路が動いているのかわからず、視界も足元もグラグラします。
その非日常の感覚がとてもおもしろい……と、思っていた矢先に、ここで息子がまさかのリタイア!
途中リタイアすると、もう一度入ることはできません。
かといって、無理に続けさせるわけにもいきません。
仕方がないので外で母といっしょに待っていてもらうことにして、私ひとりでミッションを継続することに……。
あとで、「なにが怖かったの? 来る前はあんなに楽しみにしてたのに……」と聞いてみたのですが、「なんか暗いし、ぐるぐるしたから……」とのことでした。
子どもの感覚はとても繊細で、予想ができないことがしばしばあるのを実感いたしました。
とはいえ、息子がリタイアしたのは、逆に言えば仕掛けが本格的だった、ということでもあります。
この手の世界観がお好きなお子さんは、逆にすごくハマってしまうかもしれません。
気を取り直して、ひとりでミッション再開です。
凝った仕掛けが盛りだくさんでしたので、大人の私も充分楽しめました。
宇宙船の内部のような室内を抜けて歩きます。
童心に帰って、夢中で遊んでしまいました(笑)。
最後のレーザートラップは、スパイものの映画によくあるシーンを体感できる仕掛けです。
縦横無尽に張り巡らされたレーザーをかいくぐり、いかにレーザートラップをかわすかを競います。
こんな映画みたいなシチュエーション、なかなか体験できませんよね。
ミッションをコンプリートすると、成績が表示されます!
私の成績は、1287人中142位でした。
夢中になってミッションをクリアしたせいか、まあまあの高得点をもらえたようです。満足。
6層構造の立体迷路「MeGaMo(メガモ)」に大興奮!
「MeGaMo」は6層構造のキューブ型迷路です。
攻略ルールは、ゴールの最上階含めて6ヶ所あるポイントのスタンプを、すべて押すというものです。
木製なので、うっすら壁が透けて見えます。
同じ参加型アトラクションではありますが、「レーザーミッション」とは、またちがった世界観です。
先ほど「レーザーミッション」をリタイアした息子ですが、「MeGaMo」には大興奮でした!
はじめはすぐにでも最上階のゴールに行けると思っていたのですが、簡単そうに見えてこれが意外と難しく……。
なんとか最上階へは行けたものの、けっきょくスタンプは3個しか押せませんでした。
それでも息子は迷路の楽しさを堪能していたようで、何度も階段を降りたり上がったりしてフロア中を駆け回っていました。
ようやく最上階の鐘を見つけた時には、ニコニコ顔で鳴らしまくる興奮ぶりでしたよ。
びしょ濡れ注意!「リバーアドベンチャー」
那須ハイランドパークには、ふたつのファミリーキッズ向け水系アトラクションがあります。
少し激しめな「リバーアドベンチャー」と、ややマイルドな「ウォーターパレード」です。
思い切って、少し激しめな「リバーアドベンチャー」からチャレンジ!
「リバーアドベンチャー」とは、円形の乗り物で川を下るアトラクションです。
ファミリー・キッズ向けとなっていますので、見た目ほど激しくはないだろうと予想していたのですが……見事に裏切られました。
建物に入ってはじめに目に飛び込んできたのは、水よけのビニールポンチョの販売機でした。
これは、覚悟をした方がよさそうです。
息子も緊張した面持ちでポンチョを装着しています。
ポンチョは青が小、白が大で、いずれも1枚200円です。
小さい方のポンチョは、身長約120cmの息子のくるぶしまでカバーしてくれる長さでした。
ポンチョを装着したら、いざ、激流へ!
水流が本格的に渦を巻き、容赦なく水が跳ねかかります。
私自身はとても楽しかったのですが、運悪く真正面から水を浴びてしまった息子の顔がだんだん真顔になってちょっぴり焦りました。
終点に近づく頃には乗物の床にも水がたまり、ポンチョもびしょ濡れです。
乗車前にはポンチョは着ても着なくてもいいかな、くらいに思っていたのですが、着て正解でした。
アトラクション自体のおもしろさは、高得点!
母は久しぶりに大声で笑ったと言っていましたし、映画のワンシーンのようなシチュエーションに私も大興奮でした。
ただひとり、息子は予想外に水をかぶってすっかり無言になってしまいました。
乗り物にかかった水は写真の程度です。
大人にはなんてことない量の水ですが、小学校にあがったばかりの息子には少々厳しかったようです。
しばらくだんまりしていた息子ですが、出口へ向かう通路で、思いがけず温風が出る「乾燥コーナー」を発見し、すぐに持ち直しました。
これが夏なら息子も大歓喜だったかもしれませんが、私たちが訪れたのはまだ肌寒い季節です。
息子の反応もわからないでもありません。
それにしても、乾燥コーナーがあってよかった!と心からほっとしました。
なければ、しばらく息子のおヘソが曲がっていたかもしれません(笑)。
マイルドに楽しめる「ウォーターパレード」
もうひとつの水系アトラクション「ウォーターパレード」は、多少水はかかるものの、「リバーアドベンチャー」と比べるとかなりソフトな水しぶきです。
もちろん、ビニールポンチョもいりません。
乗り物の動きも子ども向けで、息子もこの「ウォーターパレード」はおもしろいと言っていました。
2階がおすすめ!「カルーセル」
那須ハイランドパークに入園して、大観覧車の次に目立つのがこのメリーゴーランド「カルーセル」です。
メリーゴーランドは遊園地でも定番のアトラクションですが、那須ハイランドパークの「カルーセル」がすごいのは、なんと2層式になっているところです!
38mというその大きさは、世界でも最大級だそうです。
さっそく白馬にまたがった息子、上機嫌です。
この「カルーセル」、乗るなら断然2階がオススメです!
2階建てのメリーゴーランドに乗る機会はそうそうありませんから、ぜひ体験してみてください。
見晴らしもよく、那須連山まで見渡せますよ。
大人気!地底湖をめぐる屋内型コースター「SHINPI(シンピ)」
屋内型コースター「SHINPI(シンピ)」は、マヤの地底湖をなぞらえた神秘的な空間を駆けぬけるジェットコースターです。
ファミリー・キッズ向けの中では、「リバーアドベンチャー」と並んでダントツに激しいアトラクションではないでしょうか。
建物の外にも古代遺跡のようなムードが漂っていて、早くもワクワクしてきます。
しかし、建物の中に入ると少々妖しい雰囲気が漂い始め……息子も外では大丈夫そうにしていたのですが、やはりのパス宣言でした(笑)。
またしても母に息子を任せ、私ひとりで乗ることになりました。
地底湖というだけあって、コースター乗車中はほとんど真っ暗です。
その暗闇に、おどろおどろしいオブジェがぼんやりと浮かびあがります。
ドキドキしながら湖を辿っていくと、コースターが突然明るい屋外へ飛び出してビックリ!
暗くて不気味な地底湖から、不意に明るい屋外に飛び出し、また洞窟に戻るという流れはとても新鮮です!
那須ハイランドパークでも大人気のアトラクション、というのもうなずける体験でした。
西洋風のホラーアトラクション「ダークキャッスル」
那須ハイランドパークには、特にファミリー・キッズ向けのホラーアトラクションはありません。
「ダークキャッスル」「ヘルシップ」ともに、本格的なホラー仕様です。
とはいえホラー系のアトラクションも遊園地の定番のお楽しみのひとつですから、ご紹介しておきますね。
「ダークキャッスル」は、呪われた幽霊城がコンセプトの屋内型ライドマシン。
ライドマシン自体のスピードはそれほどでもなく、メインはやはりホラーとしての怖さです。
恐ろしげな肖像画やゴーレム、狼の首や大男のシルエットなど、西洋系古典的ホラー要素が散りばめられています。
息子は入口の怪物オブジェを見ただけで怖がってしまいましたが、小さなお子さんの姿もちらほら見かけました。
こういった世界観が好きなお子さんには、人気のアトラクションなのでしょう。
あくまでも個人的な感想ですが、ディズニーランドのホーンテッドマンションよりややマイルドな怖さ、といった感じでした。
お子さんは興味がありそうだけど、もしかして怖がってしまうかもしれない、という場合は、入口のモンスターのオブジェ、もしくはライドマシン乗車口までの通路の内装を見せてあげてみてください。
ある程度の雰囲気を確認できますよ。
本格的な怖さ!「ヘルシップ」
「ヘルシップ」は幽霊船をテーマにしたお化け屋敷です。
入って早々、怖い仕掛けがはじまります。
相当怖いので、大人でも苦手な方は苦手かもしれません。
よほどホラー好きのお子さんでないかぎり、慎重になったほうがよさそうです。
渓流釣り
那須ハイランドパークの特徴は、なんといってもロケーションです!
この渓流釣りコーナーでは、自然に囲まれた那須ハイランドパークならではの、魅力的な釣り体験を堪能できます。
河原を模した釣り堀に降りていくと、いかにも田舎の川べりに建っていそうな小屋が見え、同時に炭火で炙った魚の香りも漂ってきます。
お店の方の説明によると、釣り竿と練り餌は無料、釣った魚は小屋で焼いている魚と1匹500円で交換できるとのことです。
なお、キャッチアンドリリースはNGです。
ワクワクしながら釣りをスタートしたものの、釣り具は細い竹に釣り針をテグスでつないだだけのシンプルな竹竿です。
おまけに息子は一度も釣りをしたことがありません。
無事魚が釣れるのか心配だったのですが……なんと、速攻で鮎をゲット!
楽しくなったのか、すぐに別のポイントに釣り針を垂らしていました。
その後も夢中で渓流釣りを楽しんでいた息子ですが、釣った魚から針を取ることはできず、お店の方に取ってもらいました。
釣った魚は焼き魚と交換しました。
交換する魚は、種類が選べます。
写真上の2匹はニジマス、下が鮎です。
ニジマスは骨が硬いので身しか食べられませんが、鮎は頭からバリバリ食べられるそうです。
息子は鮎、私と母がニジマスをいただきました。
自分で釣った魚は格別なのでしょう、息子は思いきりかぶりついていました。
遊園地にいながらにして楽しめる渓流釣りで、息子との那須の思い出がひとつ増えました♪
上昇・下降を操作!「フライングサブマリン~空飛ぶ潜水艦~」
ジェットコースターは苦手な息子ですが、この「フライングサブマリン~空飛ぶ潜水艦~」のような旋回系は大好きです。
潜水艦は自動的に旋回しますが、上昇・下降は自分で操作することができます。
それがおもしろかったらしく、1回目はひとりで、2回目は初対面の子といっしょに乗ってはしゃいでいました。
外から飛んでくる水鉄砲の水を避けながら回る、水系のアトラクションでもあります。
本気の旋回!「パラボ!」
角度を変えながらぐるぐる旋回する「パラボ!」は、「フライングサブマリン~空飛ぶ潜水艦~」と比べると、かなり本気の角度とスピードです。
ファミリー・キッズ向けではありませんが、お客さんの半分くらいはお子さんでした。
私も乗ったのですが、ふわっと空に投げ出されるような感覚と左右に振られる感覚が一度に味わえて、けっこう病みつきになりました。
ゴンドラがかわいい「大観覧車」
遊園地といえば、大きな観覧車は欠かせませんよね。
那須ハイランドパークの大観覧車も、期待を裏切らない立派な観覧車です。
よく見るとゴンドラがフルーツになっていて、とてもかわいいんですよ。
見晴らしも最高で、那須ハイランドパーク園内だけでなく、那須の山々が見渡せます。
気になるアトラクション人気ランキングは?
那須ハイランドパークのアトラクションは全部で40種類以上もあり、どれから乗ろうか迷ってしまいますね。
そんなとき気になるのが、アトラクションの人気ランキングです。
那須ハイランドパーク公式サイトで発表されている、人気ベスト3はこちらです!
【1位】「リバーアドベンチャー」
堂々の1位は「リバーアドベンチャー」!
息子は水をかぶって無言になってしまった苦い思い出を持ちますが(笑)、激流を下る爽快感にやみつきになってしまう人も多いのではないでしょうか。
夏に乗ると楽しさは格別だと思います。
【2位】屋内型コースター「SHINPI」
こちらも息子はリタイアしてしまった、地底湖体験コースターです。
ですが最高速度は25kmで、ジェットコースターの中ではゆっくり走るものだそうです。
独特な地底湖の雰囲気が大丈夫なようでしたら、お子さんも楽しみやすいコースターです。
【3位】「ウォーターコースター」
今回私たちは乗りませんでしたが、丸太のボートに乗って進む水系のアトラクションです。
ジャングルを冒険しているような、林の間をゆっくり抜けていくゾーンと、落差20mの滝を一気に滑り落ちるスリル満点のスポットがあります。
スプラッシュ好きの人にはたまらないのではないでしょうか。
アトラクションのほかにも!園内のいろんなお楽しみ
アトラクション以外にも、那須ハイランドパーク園内にはおもしろいスポットがたくさんあります。
ぜひ、立ち寄ってみてください。
遊園地でお花見も?那須ハイランドパークには桜の木がいっぱい!
園内には、桜の木がたくさんありました。
桜の季節には、那須ハイランドパークでお花見もできちゃいますね♪
那須ハイランドパークには、ベンチやテーブルも多く設置されていて、お弁当の持ち込みもOK!
アトラクションの合間に、ピクニック気分でお弁当を食べるのはとても気持ちがいいですよ。
キッズが大喜び!ユニークなオブジェ
園内ロックンロールプラザには、お子さんが喜びそうなおもしろいオブジェや、クラシックカーが展示されています。
巨大なパフェと背比べ!
ちっとも届きませんね(笑)
「ロックンロール ファーストフード」では、車に乗ったまま食事を楽しめる席もありますよ。
遊園地にいるのに、なんだかドライブしている気分になれますね。
魚の餌やり体験
キッズ向けのアトラクションエリア「森と水のファンタジーランド」の端には、魚の餌やり体験ができる小さな人工池があります。
1ケース100円の餌を買って、いざ、チャレンジ!
大人にはなんということはないポイントですが、こういったちょっとしたことで子どもは意外なほど喜んでくれますよね。
息子も、夢中になって餌をやっていました。
足湯
実は、母と私が密かに楽しみにしていたのが「足湯コーナー」です。
子どもといっしょに思いきり那須ハイランドパークを楽しんだ後は、那須連山を眺めながらのリラックスタイムをと計画していたのですが……ところが!
なんと営業時間は10:00~16:00で、私たちが訪れた時には既にクローズ。
公式サイトには特に記載がなかったので、閉園時間(この日は17:00)前なら入れるだろうと油断していたのですが、係の人に聞いてみたところクローズは基本的に16:00だそうです。
これから那須ハイランドパークに行く方で、足湯を楽しみにしてらっしゃる方は、クローズ時間にご注意くださいね。
期間限定のイベントがあることも
このほか、那須ハイランドパークでは期間限定の有料イベントが催されていることがあります。
私たちが訪れたときには、ちょうど「らくがきミュージアム」が開催されていました。
2017年3月1日~8月31日まで開かれていたこのイベントは、「らくがき」を機械にとりこみ、いろんなエンターテインメントを楽しむことができるというものです。
料金は平日600円、土日祝日800円で、付き添いの保護者は無料で入ることができました。
水族館でらくがきの魚を泳がせたり、プラネタリウムにらくがきの星座をつくったり。
「らくがきモンスターズ」では、自分の描いた絵がバトル画面に召喚されました。
アニメによくある召喚シーンの再現に、息子は大喜び!
アニメの主人公気分で、夢中で技名を叫んでいました。
今後もこうした楽しいイベントが開かれるかもしれません。
公式サイトでぜひ、最新情報をチェックしてみてくださいね。
いかがでしたか?
「那須ハイランドパーク」は那須の自然を満喫しながら遊べるところが魅力です。
自然豊かなおいしい空気の中で、のびのびとアトラクションを楽しんでください!