もくじ
味噌とニンニクの甘辛いタレで和えた豚の白モツと赤モツを網で焼いていただく、プルプル・コリコリの食感が堪らない「気仙沼ホルモン」。最近ではB級グルメとしても有名で、気仙沼市内には美味しいホルモン屋さんが多くあります。一人でも多くの方に本場の気仙沼で食べてみていただきたいので、今回は気仙沼市内で人気のホルモン焼きのお店をご紹介したいと思います。
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気仙沼と言えば三陸沖の豊かな漁場をもつ世界でも有数の港町ですが、遠洋漁業に従事する漁師たちが港に帰ってきてまず何よりも食べたいと欲するのは“肉”でした。その漁師たちの心とお腹を昔から満たしてきたものの一つが、気仙沼ホルモンということになります。漁師町ならではの深い歴史があるんですね。
そして大事なのが、気仙沼ホルモンは小皿に取ったたっぷりのキャベツの千切りにウスターソースや醤油をかけてそれと一緒に食べるものだそうです。この背景にも漁師飯の流れがあるのですが、長い間の航海で野菜不足に陥りがちな漁師たちが安く手軽に野菜も摂れるようにという理由で一緒に食べられるようになったそうです。キャベツには酸性の肉類の成分を体内で中和させるアルカリ性の成分があるので、とても理に適った食べ方ということになりますね。
それでは、気仙沼ホルモンのお店を5つ見てきたいと思います!
ランチでは、ホルモン定食が680円で大変お得です。ホルモン一人前、ライス(割と大盛り)、キャベツの千切りがついてきます。新鮮なホルモンならではのプリプリ、コリコリとした食感がたまりません!ランチのラストオーダーが13:30までなので、ちょっと遅めのランチをと思っている方はお気をつけください。
夜にはビールを片手に美味しいホルモンをたらふくいただき、最後にはシメのラーメン、というのが王道コースでしょうか。17:00〜22:00まで営業されています。
気仙沼ホルモン発祥の店と言われているのは「助六」というお店なのですが、現在は肉の卸業だけで飲食店は閉店されてしまったので、今ではこちらの焼肉くりこさんが一番古いお店で、現在の“気仙沼ホルモン”と命名され広められたお店とのことです。
現在の店主が4代目ということで、歴史を感じさせますね。こちらは焼肉店なので気仙沼ホルモン以外の焼肉メニューも豊富ですが、なんと言っても気仙沼ホルモンの安さ!490円でたっぷりのホルモンと千切りキャベツがついてきます。こちらは17:00〜22:30の夜の営業のみです。
ビル2階にあるお店です。ホルモン道場という名前からすると、一見さんには少し入りにくいかもしれませんが、入ってみればきちんと丁寧に接客してくださいます。ただ、こちらのお店は敢えて気仙沼ホルモンとは謳ってないようです。「昔からこの地域で当たり前に食べられてきたホルモンを提供する」というスタンスからとのこと。こだわりを感じます!千切りキャベツ付きのたっぷりのホルモンとビール2杯を頼んでも1,000円ちょっとということで、こちらのお店もリーズナブル。営業時間は17:00〜22:00で夜の営業のみです。
とてもリーズナブルで美味しいと口コミで評判のホルモン一休さん。他のお店と比べると、若干ニンニク味がマイルドな感じがします。そして女将さんの人柄も評判が良く、地元の方にはまるで家に帰ってきたみたいにホッとできると人気のお店です。オリジナルのタレをからめたホルモンは、苦手な方でも食べやすいほど柔らかいと評判なので、ホルモンを初めて食べる方にもおすすめです。
こちらは店名からも伺えるとおり、ホルモンだけでなくラーメンも楽しめるお店ラーメンホルモン司さんです。一般的な千切りキャベツと共に出てくるホルモンは400円とかなりリーズナブル。その他、ホルモンが焼きそばの上に乗った「ホルモン焼きそば」やラーメンの具材にホルモンが入った「気仙沼ホルモンみそラーメン」など、他では食べられない珍しいメニューがあるのが特徴です。ホルモンもラーメンも好きな人は、絶対に一度は行ってみたくなるのではないでしょうか。大将も温かい気さくな人柄で、たくさんの方々に慕われているようです。こちらはランチも夜も営業されています。
気仙沼ホルモンの人気店5選、いかがでしたか?美味しいお店が多すぎて迷ってしまいますが、これを機に時間をかけてひとつずつ巡ってみるのはいかがでしょうか。きっと自分の好みに一番合ったお店に出会えるはずです。観光の際のランチやディナーに、ぜひ訪れてみてください!