もくじ
茨城県石岡市にある「自然動物公園 東筑波ユートピア」は緑豊かな峰寺山の中腹に位置している、自然を身近に感じられる動物園。テレビ番組などでは、手作り感あふれるユニークな動物園として紹介されることも多く、ご存じの人も多いかと思います。
そんな「東筑波ユートピア」には、芸達者な猿たちによる「お猿のショー」やうりぼう(イノシシの子ども)と触れ合える「うりぼう広場」、動物園の猫カフェ「キャットピア」など、動物と触れ合える施設がいっぱい!
「東筑波ユートピア」の魅力をたっぷりと紹介します!
もくじ
お客さんのいない動物園、なんて言われることもありますが、そのユニークな施設内容から「天才! 志村どうぶつ園」などのテレビ番組で何度も取り上げられたことで、知名度が向上。
以前と比べて、お客さんも集まってきている穴場スポットです。
展示されている動物は猿、イノシシ、犬、猫、ヤギ、ニワトリなど。珍しい動物はあまりいません。
実は、これらの動物たちの多くは、捨てられたり殺処分されそうになったりした動物たちを園長が引き取ったもの。
東筑波ユートピアは、そんな園長のやさしさに包まれた手作り感あふれる動物園なのです。
最大の特徴は、動物たちとの距離が近いこと。イノシシや猿を触れるほど近くから見ることができるのは、東筑波ユートピアならでは。都心の動物園とはひと味違った自然体験を楽しめますよ!
東筑波ユートピアの入園料は、中学生以上が対象の大人料金と、3歳~小学生が対象の子ども料金に分かれています。
■大人※中学生以上:1,200円
■子ども※3歳以上〜小学生:720円
※入園料には、お猿のショーの見学料も含まれています。
東筑波ユートピアを存分に楽しむために、事前に準備したいことがあります。
ポイントを押さえて、遊びにいきましょう。
東筑波ユートピアは山の中腹に位置することもあり、園内には高低差の激しい道もあります。道が濡れているところは、滑りやすくなっていて転倒する危険性も。
スニーカーやトレッキングシューズなど、歩きやすくて滑りにくい靴がおすすめです。
東筑波ユートピアはペットと一緒に入園することができます。ペットと一緒なら、東筑波ユートピアの楽しさも倍増しますよ!
入園できるペットの種類などの詳細は、電話または公式SNS(Twitterなど)で答えてくれますので、事前に連絡をしておくとスムーズに入園できます。
電車とバスを利用すると、タクシーの乗車か50分のハイキングになるので、小さな子ども連れで遊びに行くときは車で行くのがおすすめです。
出典: 東筑波ユートピア 公式HP
東筑波ユートピアへ車で向かう場合、東京側からアクセスする場合は常磐自動車道土浦北ICから約25分、水戸側からアクセスする場合は常磐自動車道千代田石岡ICから約35分です。
高速道路を降りてからは急カーブの多い山道に入り、細い道ですれ違いが発生することもありますので、小型車の方がおすすめです。
駐車場は200台(無料)です。
電車やバスといった公共交通機関を利用する場合は、JR石岡駅から関鉄グリーンバスで柿岡車庫下車、タクシーを利用して約10分で到着します。
柿岡車庫から徒歩で行くこともできますが、ハイキングコースで約50分のコースとなります。山道となるので、子ども連れの場合はタクシーの利用がおすすめ。
バスの本数は1時間に1〜2本と少ないため、帰りのバスの時間をしっかり確認しておきましょう。
東筑波ユートピアの営業時間は9時〜16時30分(閉園は17時)。ただし、冬期の平日だけは9時〜16時(閉園は16時30分)となっています。
大雨や雷、大雪などの悪天時は営業時間の短縮や閉園もあります。電話で確認してから行きましょう。
東筑波ユートピアはテレビ番組で紹介されることも多く、放送された翌土・日曜や祝日はやや混雑傾向ですが、駐車場が埋まってしまうほどの混雑はほとんどありません。
ただし、猫カフェ「キャットピア」は人が集まりやすいので、猫カフェ目的の方は早めの入園がおすすめです。
東筑波ユートピアは、動物たちとのふれあいだけでなく見所もたくさん。
お猿のショーを観るもよし、動物たちを間近で観察するもよし、パワースポット巡りをするもよし、遊び方に迷ってしまうくらいです。
東筑波ユートピアで生まれた芸達者な猿たちによる人気のショー「お猿のショー」は、目玉のひとつ。
猿たちのステージを触れるほど近くから見ることができるのは、東筑波ユートピアだけではないでしょうか。
ショーが終わった後は、猿たちと一緒に写真撮影することもできますよ。
※ペットと一緒に入園された方は2階席からの観覧になります。
東筑波ユートピアの中も、最も大きな檻「モンキーハウス」。ただし、展示されているのは猿だけとは限りません。
イノシシやニワトリも一緒に展示されていることもあります。展示される動物は時々で変わるので、どんな動物が展示されているかは行ってみてのお楽しみ。
「モンキーハウス」にいる動物たちにもエサを与えることができるので、入園口にある売店で忘れずに購入しておきましょう。
ハイキングコースにもなっている長い登り坂を上がった先にある「イノシシ牧場」。
傾斜を利用した牧場で、イノシシたちが野生とほぼ同じ姿で生活しています。登り坂は少しきついですが、行ってみる価値はあり!
イノシシたちにエサを与えることもできますが、大人のイノシシの力は強く、柵の近くからエサを与えるのは危険。
注意書きの看板にもありますが、エサは投げ入れるように与えましょう。
東筑波ユートピアの園内各所に点在するパワースポット「ユートピア幸せめぐり」。
「合格地蔵様」や「恋愛地蔵様」、「幸福の笑い神様」など、さまざまな神様が奉られているパワースポットがあります。
位置は、入場時にもらえるパンフレットにも掲載されていません。パワースポットを探しながら「ユートピア幸せめぐり」をするのも楽しいですよ。
やはり、子どもたちは動物をみるとふれあいたくなるのではないでしょうか?
動物たちとふれあうことができるスポットをご紹介しましょう。
入園チケットの自動販売機の向かいにある猫カフェ「キャットピア」。ここにいる猫たちはみな、捨て猫を園長が引き取ったもの。
種類も年齢も性別もさまざまで、人懐っこい猫からシャイな猫など、個性豊か。中には人の膝の上で寝てしまう猫も。
東筑波ユートピアの中でも人気の高いスポットです。「キャットピア」の入り口近くには山のように積まれた猫用品がありますが、これはお客さんたちから支援されたもの。
心が温かくなる猫カフェです。
入園口を出て真正面にある「うりぼう広場」。手を伸ばせば触れるほどの低い柵の中に、うりぼう(イノシシの子ども)が展示されています。
イノシシがいる動物園は数ありますが、これほど近くからイノシシを見られるのは、東筑波ユートピアだけ。
イノシシはどう猛な印象をもつ人もいるかもしれませんが、実はとってもおくびょう。驚かさないように、やさしくエサをやってみてくださいね。
エサは、入園口の売店で購入することができます。
東筑波ユートピアでは、ウサギたちが放し飼いで飼われています。そんなウサギたちのお家が「ウサギカフェ」。
カフェといっても、飲み物などの販売はありません。ウサギ小屋の中に入って、ウサギを眺めたり、エサを与えたり、触ったりすることができます。
ただし、中にいるのはウサギだけではありません。実は、「ウサギカフェ」はクジャクの展示スペースと兼ねています。
もちろん、クジャクにエサを与えてもOK。クジャクとウサギが一緒にエサを食べている姿を見られるのは、東筑波ユートピアならではの光景です。
園内で飼われている犬たちと一緒に、お散歩できる「わんちゃんとおさんぽ」。犬のレンタル料は、なんと無料! 入園口近くの売店で申し込むことができます。
人に慣れた犬ばかりですので、吠えたり噛みつかれたりといった心配はありません。犬の散歩は初めてという人でも安心です。
犬と一緒に園内を回っていたら、帰る頃には少し寂しくなってしまうかも?
東筑波ユートピアには、かつてライオンもいました。しかし、2018年5月現在、ライオンはいないようです。お客さんが増えてきたら、ライオンも戻ってくるかもしれません。
そんな大きな施設ではありません。お猿のショーがメインだとおもいます。可愛いお猿さんが上手にショーをしてくれて、最後には手を繋ぎ一緒に写真を撮ってくれます。その他馬やイノシシ、ネコ、うさぎ、ヤギ、ライオンなどの動物もおります。ライオン…だいぶ隅にいて。あ…ライオンもいたんだ?くらいの場所にいてお猿達の方がメインになっているのがなんか面白かったです…笑
引用: EPARKおでかけ
東筑波ユートピアでは、グッズやお土産などの販売はありません。入園口に売店がありますが、販売されているのは園内で使える「動物のエサ(1カップ100円)」のみです。
東筑波ユートピアは、園長含め4〜5名と非常に少ない人数で運営されているため、レストランなど飲食スペースの営業はありません。
入り口出てすぐに自動販売機がありますので、こちらを利用するか、持参することになります。
園内の各所には、ベンチ付きの休憩スペースがありますので、ここで持参したお弁当を食べることができます。
トイレは入園口を入ってすぐと、イノシシ牧場の近くの2か所にあります。設備は充実しているとはいえませんが、2018年現在、再開発を進めているとのこと。
今後は設備も充実していく可能性があります。
「志村動物園」で取り上げられて人気に火が付いた東筑波ユートピア。馬やヤギ、サル、ウサギ、ネコなどの動物たちとたくさんふれあいを楽しむことができます。
動物たちとのふれあいだけでなく「お猿のショー」を楽しんだり、パワースポット巡りをしてもいいでしょう。茨城でおでかけ先を探しているなら、東筑波ユートピアにおでかけをしてみてはいかがでしょうか。
きっと家族みんなで楽しめるはずですよ。
自然動物公園 東筑波ユートピア
住所:茨城県石岡市吉生2730-3
電話番号:0299-43-6656 ※緊急の場合は090-3244-1028
営業時間:9:00〜17:00
東筑波ユートピアの周辺には子どもたちが遊べるスポットがたくさんあります。
わんちゃんたちと遊べる「つくばわんわんランド」、世界中のバラを楽しめる「茨城県フラワーパーク」、日帰り温泉の「ホテルいやしの里」など。
東筑波ユートピアと合わせておでかけしてみてはいかがでしょうか?
東筑波ユートピアから車で約20分。犬のテーマパークとして、世界中から人気の犬や珍しい犬など、90犬種500頭以上が集まっています。
動物好きの子どもにとっては、東筑波ユートピアで遊んだ後でも楽しめること間違いなしの人気スポットです。
住所:茨城県つくば市大字沼田579
電話番号:029-866-1001
営業時間:3〜10月は10:00〜17:00、11〜2月は10:00〜16:00
筑波山のすそ野に広がる花のテーマパーク。約30ヘクタールの広大な敷地の中に、世界中のバラをはじめ、さまざまな植物が展示されています。
ベビールームも完備されているので、小さな子ども連れの家族にも嬉しいですね。東筑波ユートピアからは常磐自動車道土浦北ICに向かう途中にあるので、帰りに気軽に立ち寄ることもできます。
住所:茨城県石岡市下青柳200番地
電話番号:0299-42-4111
営業時間:2〜11月は9:00、12〜1月は9:00〜16:00
雄大な景色を見ながら露天風呂が楽しめるホテルいやしの里では、日帰り温泉も楽しめます。
東筑波ユートピアから常磐自動車道土浦北ICに向かう途中にあるので、帰りにふらっと立ち寄りやすい立地です。散策して疲れた体をホテルいやしの里でリフレッシュしてみては?
住所:茨城県土浦市本郷2141-2
電話番号:029-862-2400
営業時間:9:00〜23:00(24:00以降は宿泊者のみ在館)
東筑波ユートピアの隣にあり、徒歩でも行くことができます。本堂は、崖の上に柱を組み上げて建てられており、その景観から「関東の清水寺」と呼ばれています。
マイクを持ったような姿から通称「マイク観音」と呼ばれる全長5.9mの木造立観音菩薩像は愛きょうたっぷりで、子どもたちにも人気です。
住所:茨城県石岡市吉生2734
電話番号:0299-43-6938
営業時間:参拝自由