もくじ
「国営昭和記念公園」では、自然に囲まれた広大なエリアの中で思う存分羽をのばして遊ぶことができます。子供達に大人気のふわふわトランポリン、思いっきり自転車をこげるサイクリングコースなど、「体を動かすってこんなに楽しいんだ!」ときっと思える園内の遊び場スポットをご紹介していきます!
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もくじ
広大な国営昭和記念公園には見所が点在しているので、全部見て周るのは大変!
そこで園内を一周するパークトレインをおすすめします。
ガイドさんの解説を楽しく聞きながら、公園全体を周ることができます。
パークトレインが1日乗り放題になるフリーパス券を使うと、気軽に園内のすみずみまで散策できます。
このフリーパス券は、3月から11月までの期間は平日のみ、12月から2月までの期間は毎日販売されています。
いつでも販売しているわけではないのでご注意ください。
また、平日でも混雑する日はパスの販売が中止される場合もあります。
パークトレインにたくさん乗りたいお子さんがいる場合は、連休など混雑しそうな日を避けるとよいかもしれません。
大人(15歳以上) 310円
小人(4歳以上中学生以下)150円
4歳以上 510円
パークトレインは15分程の間隔で園内を走っています。
もっとも、細かい運行ルートとスケジュールは、開園時間やイベント等に合わせ、日によって変わります。
詳しくはホームページで事前に確認するか、入場ゲート近辺の張り紙をチェックしておきましょう。
園内にはパークトレイン乗り場が点在しています。
のんびり待っていると、やがて遠くから、しゅっしゅっぽっぽっと可愛い音を出してパークトレインがやってきました。
パークトレインが完全に止まったら、係のおじさんがパークトレインのりばにやってきます。
ここで乗車券を買います。
係のおじさんに誘導されて、パークトレインに乗り込みます。
しゅっぱーつ!
運転手のおじさんが公園をガイドしながら走ります。
ガイド内容はちょっと大人向けですが、子供たちも車窓からプールや遊具を見つけては大喜びして楽しんでいました。
降りる駅が近づいたら、窓枠についたブザーを鳴らします。
ちなみにパークトレインは一方通行です。
乗り過ごしてしまうと、1つ前の乗り場に戻りたくても園内を一周しないとたどり着けないのでお気をつけください。
広大な国営昭和記念公園を効率よく周るには、レンタサイクルもオススメ。
園内3箇所のサイクルセンター(立川口、西立川口、砂川口)で借りることができます。
園内には14kmにわたる自転車専用のサイクリングコースが整備されていて、サイクリングをめいっぱい楽しむのにももってこいです。
歩行者や自動車にぶつかる心配なく、思いっきり自転車をこいで楽しめます。
わたしたちも、西立川口でレンタサイクルを借りることにしました。
西立川口サイクルセンターは、西立川口の入場ゲートから5分ほど歩いたところにあります。
大人用、こども用の自転車のほか、2人乗りで一緒にペダルをこげるタンデム自転車がありました。
サイズも豊富に揃っています。
タンデム自転車は人気があり、すぐになくなってしまうそうなので、気になる方は午前中の早いうちに借りに行くとよさそうです。
ちなみに大人用の幼児乗せ自転車は大人1人分の料金で1台借りることができますが、タンデム自転車を借りるには2人分の料金が必要です。
こども用自転車には補助輪がついていません。
自転車を持ち込む場合でも、補助輪のついた自転車で園内のサイクリングコースを走ることはできませんのでご注意ください。
また、自転車は借りたサイクルセンターへ返す決まりになっています。
他のサイクルセンターへの返却はできないのでお気をつけください。
・1日料金:
大人520円、小人310円
・3時間料金:
大人410円、小人260円
+30分毎の超過料金 大人70円、小人30円
チケットを係の人に見せると、自転車置き場へ通してもらえます。
自転車を返す時にチケットも一緒に係の人に渡すので、なくさないように気をつけましょう。
わたしたちは1日チケットを買いましたが、3時間料金で借りている人は時間を計算してもらい、超過分があれば精算する仕組みになっています。
レンタサイクルに乗っている間、ベビーカーや持込自転車は自転車置き場脇に置いておくこともできます。
大きな荷物があれば、コインロッカーに入れておけます。
自転車置場に行くと、好きな自転車を選んでサドルの位置を調節します。
やり方が分からなければ、係の人がやさしく手伝ってくれますよ。
ヘルメットも充実しています。
タイヤの空気入れもあり、セルフサービスで入れることができます。
子供用シートベルトはしっかり締めましょう。
見所スポットのそばには広い自転車置き場があるので、気軽に自転車を置いて寄り道することもできます。
ちなみに立川口サイクルセンターでは、自転車と同じ条件で一輪車を借りることもできます。
一輪車専用のコーナーがサイクルセンター近くにあります。
小規模ですが、専用の手すりもあるので、初心者の練習にはちょうどいいスペースです。
国営昭和記念公園で子供達に大人気なのが「こどもの森」。
広い敷地を活かして、ダイナミックに全身を使って遊べる巨大な遊具が盛りだくさんです。
こちらはメインゲート「ワクワク広場」です。
モザイクをあしらった凝ったデザインのオブジェや遊具が多いのも、こどもの森の特徴です。
遊具のもつ独特の曲線やタイルのモザイクがバルセロナのグエル公園に似ているという声もあるそうです。
スペインに思いをはせて、ちょっとした異国情緒を楽しむのもいいかもしれません。
それでは、特に人気の高いスポットを中心にご紹介していきます!
「雲の海」は15歳未満限定、日本最大級のトランポリンです。
国営昭和記念公園と言えば巨大トランポリンがある公園、と連想する人も多いほど、強烈なインパクトと楽しさを提供してくれる遊具です。
トランポリンは「幼児と障がいをお持ちの方専用」「小学生以下専用」「中学生以下専用」の3つの山に分かれ、それぞれ標識が出ています。
パワーがある大きな子供達と、ゆったり遊びたい小さな子供達が、高さや形の違う別々の山で安心して楽しめるつくりになっています。
靴や靴下を脱いで、みんな大騒ぎ。
寒い日でも汗だくになるまで飛び跳ねています。
適度な固さなのでダイナミックに転んでも全く痛くなく、猛ダッシュするつわものもいます。
靴の履き間違えが多いようで、注意喚起のアナウンスがたまに流れます。
脱いだ靴や靴下は大人が預かっておいた方がよさそうです。
大人達は近くの芝生でのんびりピクニックしながら子供達を見守ることもできます。
こちらも日本一の大きさを誇るハンモックです。
子供達が思い思いに飛び跳ねたり寝転んだりして、楽しく遊んでいます。
手足を器用に動かしてハンモックをよじ登ります。バランスをとるのが、なかなか難しそうです。
ここには4匹のモザイク模様のドラゴンがいます。
口の中へ入ったり、ゴツゴツした体や頭によじ登ったりして冒険できます。
大きいドラゴンにも怖がることなく、みんな元気によじ登っていきます。
ドーム型の「ドラゴンのタマゴ」からは一定の時間になると噴水が出てきます。
・10:30~10:34
・11:30~11:34
・12:30~12:34
・13:30~13:34
・14:30~14:34
・15:30~15:34
1日6回ですが、12月から2月までの間は休止しているのでご注意ください。
しぶきに反射してできる虹を見て、子供達も大騒ぎです。
水を浴びすぎて髪の毛がびちゃびちゃになる子もいるので、タオルや着替えを用意しておくと安心です。
「ドラゴンの砂山」の端にある「石の谷」は、まるでドラゴンの寝床のようです。
石のトンネルは薄暗く、探検隊気分が味わえます。
ただし、あぶないので石の壁にはよじ登らないでくださいね。
大小様々な形の滑り台が集う「森のとりで」は小さい子供達で盛り上がっていました。
チューブ型のくねくねした滑り台の出口から子供達が勢いよく飛び出してきます。
見た目以上に急な傾斜でスピードが出るので、わんぱくな子供達にオススメです。
急な滑り台が得意でない子は、併設の緩やかな滑り台を楽しめます。
「森のとりで」の目の前には屋根付の休憩スペースがあるので、暑い日でもこまめに日陰で子供達を休憩させることができます。
小さいお子さんを遊ばせたり、レジャーシートをしいてお弁当を食べたり、ゴロ寝したり、とみんな思い思いに過ごしています。
ほかにも「こどもの森」には、様々なスポットがあります。
こちらは季節によって水の量が変わるという、不思議な「地底の泉」です。
「太陽のピラミッド」の長い階段を上ると、「こどもの森」が一望できます。
わんぱくゆうぐ」は、未就学の子供達が大満足できる遊具がたくさんあるエリアです。
ぐにゃぐにゃした遊具にも器用によじ登ります。
子供達は体を上手にひねって、複雑に体を動かしながら楽しんでいました。
急斜面の滑り台もあります。
といっても、少しザラザラした斜面でスピードが抑えられるので、小さい子供達も怖がらず滑り降りていきます。
ローラー滑り台も人気です。
お尻がかゆくなったら、お尻をつけずにひざをかかえてしゃがんだポーズで滑るとよさそうです。
ブランコもいろんな種類があります。
そしてここにもふわふわドームがあります!小学生以下専用です。
「こどもの森」と「わんぱくゆうぐ」は離れているので、大人気のふわふわドームが両方のエリアにあると助かります。
「こどもの森」でたっぷり楽しんだふわふわドーム、ここでもまたたっぷり遊びます。
子供達にとって本当に楽しい遊具のようです。
「どろんこ池」を発見しました!
今は乾いた砂のたまっているスペースが泥遊びゾーンになるようです。
ポンプで水を出して遊ぶんですね。
どろんこ池のすぐ横にはシャワーもあります。
ただ、現在補修予定で使えないとのこと。
どろんこ遊びが解禁されたら……着替えをたくさん用意しておいた方が安心ですね。
子供たちに大人気のスポットを中心にご紹介してきましたが、国営昭和記念公園は広大で、他にも様々な見どころがあります。
時間に余裕があればぜひ、まわってみてくださいね。
西立川口から入園すると、まず目に飛び込んでくるのが「水鳥の池」です。
ここでは大きな鯉や水鳥達がのんびり暮らす5ヘクタール程の池を、ボートで探索できるんです。
ボートは、西立川口の「レイクサイドレストラン」向かいにあるボートハウスで借りることができます。
ローボート(手漕ぎボート、3人乗り)とサイクルボート(足漕ぎボート、2人乗り)がありますが、子供達には自転車のようにペダルを踏んで漕げるサイクルボートが人気のようです。
年齢によっては、子供達だけでサイクルボートに乗ることもできます。
運動不足の大人達には、いい運動にもなりますよ。
1台に乗れる人数が細かく決められているので、チケットを買う前に条件を確認しておきましょう。
・ローボート1台:基本料金(60分)700円
5分以降の超過をした場合、超過30分毎に300円
・サイクルボート1台:基本料金(30分)700円
5分以降の超過をした場合、超過30分毎に700円
人間に慣れているのか、水鳥がエサ欲しさにボートへ寄ってきます。
事前にパンくずを用意しておけば、あちこちから水鳥達が集まってきて人気者になれます。
愛嬌のある水鳥に、子供達も大喜びです。
国営昭和記念公園には、レジャーシートを敷いてピクニックしたり、昼寝したり、ボール遊びや追いかけっこが思う存分できる広場がたくさんあります。
遊具に飽きたら広場で思いっきり遊ぶのもオススメです。
西立川口寄りにある「みんなの原っぱ」は、東京ドームが余裕で2つも入る程の大きな広場で、
11ヘクタールもあります。
原っぱの真ん中に立つ大けやきが、とても印象的です。
この他、立川口近くには芝生の手触りが柔らかい「ふれあい広場」が、無料エリアにはイベントも開催される賑やかな「ゆめひろば」があります。
入園料がかからない無料エリア「みどりの文化ゾーン」は、植物好きなご年配の方達が中心になり盛り上がっていました。
ゾーン内にある「花みどり文化センター」ではきれいな花が展示・販売されているので、花が好きなお子さんにも楽しめるスポットです。
近代的なデザインのエスカレーターからセンターに入ります。
センター内には子供向けの環境学習コーナーがあります。
図書閲覧コーナーには環境や植物についての本や図鑑、幼児向けの絵本も置いてあり、自由に読むことができます。
急に雨が降ってきた時に、雨宿りがてら楽しく過ごせるスペースとしても活用できそうです。
土・日・祝日には、ボランティアさんによる体験プログラムも開催されています。
センター内では植物や園芸品などを販売するスペース、オシャレなカフェもあり、大人達が一息つける休憩所としてもいいですね。
きれいな花のオブジェに、子供達もうっとりしていました。
「花みどり文化センター」の奥に進むと、「昭和天皇記念館」があります。
こちらは有料なので、券売機で入場券を買って入ります。
ドアの向こうには、老舗一流ホテルのフロントのような受付があります。
館内は撮影禁止でした。
昭和天皇ゆかりの品々が展示され、落ち着いた雰囲気で、この日はご年配の方が数名、ゆったりと見学していましたよ。
子供達は不思議そうに見て楽しんでましたが、外の公園で遊ぶ方が気に入ったらしく、早足に見学しました。
雨の日などにじっくり見て回るのがいいかもしれません。
立川口の入場ゲートには、ドッグラン入口・持込自転車入口もあります。
レンタサイクルだけでなく自分の自転車で楽しみたい人や、本格的な自転車の練習をしたい人は、こちらから持ち込むことができます。
立川口を入ってすぐのところには広いドッグランがあり、リードを外したワンちゃん達が楽しそうにかけまわっています。
愛犬家ファミリーにはとても嬉しいスポットですね。
ドッグラン内はいくつかのエリアに分かれ、遊具やおもちゃも用意されていて、外遊びに慣れていないワンちゃんも自分のペースで楽しめます。
出典: 国営昭和記念公園 公式HP
ドッグランで遊ぶには狂犬病と三種混合ワクチンの予防接種済証明書を提示する必要があるのでお気をつけください。
園内は日本庭園やサイクリングコースなど一部の施設を除き、ワンちゃんも一緒に散歩できます。
いかがでしたか?
子供達の心をガッツリつかんでやまない遊び場所がもりだくさんで、いくらでも遊べちゃいますね。
エネルギーを補給したくなったときのお食事スポットなど、より詳しい国営昭和記念公園の情報はこちらからどうぞ!