もくじ
ソニー・エクスプローラサイエンスではゲーム感覚で楽しみながら最先端のテクノロジーを体感することができる科学館です。今回は6歳(長女)と一歳半(次女)の子供たちと一緒にその見どころを徹底紹介していきます!お子さんの好奇心をビシビシと刺激すること間違いなし!
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入口の扉をくぐると、まずは今注目のAR(拡張現実)を利用した映像が楽しめるコーナーになっています。
画面に映る自分の顔が雪だるまやスイカになってしまったり、画面の中に落ちてくるボールを触ると動かしたりすることができます。不思議な体験に、誰もが画面に向かって一生懸命頭を振ったり、手を動かしたりと大忙し!
画面に映る自分の顔が雪だるまやスイカになってしまったり、画面の中に落ちてくるボールを触ると動かしたりすることができます。不思議な体験に、誰もが画面に向かって一生懸命頭を振ったり、手を動かしたりと大忙し!
6歳の長女はもちろん、1歳半の次女も大笑いしながら、モニターの前でぴょんぴょん飛び跳ねていました。
メディアージュの入口にも無料で楽しめるARモニターがありましたが、よりバリエーションが豊富なARを体験することができます。
ARの大きなモニター横にあるブースでは、ARを使った変身写真を撮ってスマートフォンにダウンロードすることもできます。
カメラが顔を認識すると、画面に映った姿に自動でユニフォームなどが合成されます。「ドラえもんのきせかえカメラみたい!」と長女も大喜びです。
ARで楽しんだあとは、音をテーマとしたゾーンへ進みます。自分の声を加工したり、さまざまな音を聞いたりすることができるエリアです。
生活音からオーケストラまで、多様な音を聞くことができます。スピーカーに耳を近づけて、音の要素を分解したり集めたりするとどう聞こえるのかを試すことができます。
体を流れる血液の音など、普段はあまり聞くことのできない音に触れることができますよ。
スイッチを回すと、自分の声が高くなったり低くなったりします。6歳の長女は「おばけみたいな声になった!」と大はしゃぎです。
ピッチスイッチの隣には「ディレイドスピーチ」という似たような機器があり、こちらは自分の話した声が遅れて聞こえてきます。
声の大きさや高さによってオブジェクトの大きさや形、色が変化します。
音量は形の大きさ、音程は変化の方向、音色は色に可視化されるので、音の違いを目で見ることができます。
理屈はわからなくても、自分の声に連動して目の前の映像が変わっていくことに気づいた次女は、長い間このアトラクションで楽しそうにマイクに向かって声を出していました。
台の上に手を置くと、キラキラとした光や音が生まれます。この台には、人の持っているわずかな電気を感じ取ることのできる特殊なセンサーが仕込まれていて、その電気を受け取って映像や音が変化するのだそうです。
光と音で楽しめるこの機器は子どもたちにも人気で、光を集めてみたり、映像に触れて音を鳴らしてみたりと、皆夢中になっていました。
携帯電話が遠くにどうして音を届けることができるのか、その仕組みを光るキューブを使って体感できます。
光るキューブ(携帯電話)を移動させると、台の上に設置された基地局が切り替わっていくのを光の線で見ることができます。
長女がその仕組みをきちんと理解するのは少し難しそうでしたが、ソニー・エクスプローラサイエンスのスタッフさんが、とてもていねいに説明をしてくださっていました。
正面の映像を見ながら、落ちてくるボールにタッチして音を鳴らすゲームです。
これが意外と大人でも難しい!アタフタとぎこちなく動く大人に比べると、小学生くらいの子どもたちの方が反射神経が良かったです。
テンポ良く上手に音の玉に触れることができると、音楽を奏でることができます。
ゲームのような楽しさがあるので人気があり、時間によっては数人が並んで体験する順番を待っていました。
携帯電話からメールを送ると、文字が暗号化されパケットに分かれて届いていく様子を、映像や機器を使って体感することができます。
メールを送るというシンプルなアトラクションですが、そのシンプルさが子どもには楽しいようで、長い時間その場で会った同年代のお友達とメールのやりとりを楽しんでいました。
子どもたちに人気で、10分~15分ほどの待ち時間ができていたのがこちらのアトラクションです。曲の音に合わせて足踏みをするというもので、音の伝わり方などが体感できます。
最後に点数も出るので、ゲームセンターで遊んでいるような楽しさがありましたよ!
画面に表示されたドラムやピアノなどの楽器の配置を変えることで、音の聞こえがどう変わるのかをヘッドフォンで聞くことができるシステムです。
例えば、ピアノの音を近くしたり、離してみたりすることで、音楽が全く違ったように聞こえるおもしろさを味わうことができます。
録音した声のテンポやリズムを変えることによって、「悲しそうな声」や「嬉しそうな声」などに変化させることができます。
長女は特に「悲しそうな声」に変化させるのが楽しかったようで、「今日はとっても楽しい一日です!」という言葉を「悲しそうな声」にして、大笑いしていました。
言葉は、言葉の内容以上に、声のテンポやリズム、イントネーションに印象が左右されるものだということがよく理解できる機器でした。
テーブルの上に影絵を作ると、その形に合った動物が表示されて動き出します。
影絵のサンプルは12種類ありますが、なかなか思ったような動物を表示させるのは難しいようで、長女は「ヘビとワニばっかり出てきちゃう!」と笑っていました。
指定の位置に立って体を動かしたり表情を変えてみたりすると、画面上のパペットも同じ動きをします。
コンピューターが自動的に人の顔や体の動きを検出する、画像認識技術が使われているそうです。
長女はウィンクをしてみたり、変な顔をしてみたりして、パペットが同じ動きをするのを楽しんでいました。
こちらも人気があり、時間によっては数組が並んでいました。数分ごとに時間制限が来て、次の人に交代する仕組みになっていましたよ。
テレビのクイズ番組などでもおなじみ、映像の中で徐々に変わっていく部分を探す「アハ!体験」が、ここソニー・エクスプローラサイエンスでも楽しめます。
動画の「アハ!ムービー」と静止画の「アハ!チェンジ」が用意されていて、画面から好きなものを選ぶことができます。
長女と2人で挑戦しましたが、ひらめき力は子どもの方がはるかに高いようで、惨敗でした......。
特に動画は難易度が高めなので、ぜひお子さまと一緒に挑戦してみてくださいね。
画面上に表示される光の粒を、できるだけたくさん集めた人が勝ちというゲームです。
こちらにも「サウンドカオス」で使われていたセンサーが埋め込まれていて、一度に多くの人が触っても、全ての動きを認識することができるそうです。
あちらこちらへ散らばっていく無数の光の玉を、一生懸命自分の陣地へ手で運ぼうとする子どもたちの様子がとてもかわいらしかったです。
両手を動かすと画像の解像度が上がったり色深度が深くなったりして、何の写真かがハッキリと見えてくるようになっています。
しっかり両手を動かさないと全てのブロックがきれいに見えないので、長女は息を切らしながらがんばっていました。
「テレビの画面はね、実はこんなふうに、小さい点々が集まって絵になっているんだよ」と教えると、「ええっ、点々をいっぱい描かなきゃいけなんて、テレビさんって大変だね」と長女は驚いていました。
ターンテーブルを回すことで解像度を高く、色深度を深くしていき、映像を鮮明にしていきます。
ぐるぐる回せるのが楽しいようで、次女は一生懸命ターンテーブルを回して、画像のクオリティを上げていました。
左右に開かれた形の2枚の大きなパネルに、不思議な映像が次々と映し出されます。
壁からボールがころころと転がってきたり、壁が激しくうねったりするかのように見える映像に、長女は「プロジェクションマッピングみたい!」と大喜びです。
AR(拡張現実)の技術を体感できるコーナーです。タブレットを使って、現存する希少な海洋生物か、もしくは約5億年前に絶滅した生物を探索することができます。
海の中を模した建物の中に入り、タブレットをかざします。すると、内臓のカメラで撮影される現実の画像と、CGで制作された海洋生物の画像が合成されて表示され、まるで本当に海の中を探索しているような気分を味わえます。
360度どの方向にタブレットを向けても海洋生物を探すことができます。画面の中を泳いでいく海洋生物を、タブレットの向きを動かすことで追いかけることもできますよ。
映し出された生物は、タブレット上で「収集」することもできます。限られた時間内に、どれだけ多くの生物を収集できるかがミッションです。
長女は普段から自宅でタブレットを使い慣れているためか、すぐに操作方法を理解し、生物収集に励んでいました。
次女も触って遊んでいましたが、タブレットが少し重めなので、取り落としてしまいそうになる場面がありました。小さなお子さまには、大人のサポートがある方が安全です。
子どもたちはもちろんですが、このアトラクションは大人も夢中になる楽しさがありました。
深海の不思議な生物に「会えた」ような感覚を味わうことができ、AR技術の可能性を感じることができました。
ソニー・エクスプローラサイエンスのサイエンスシアターでは、4Kや3Dの映像を楽しむことができます。
4K映像ではきめ細やかな映像で楽しめる、沖縄の海を舞台にした物語を観ることができました。
また3D映像では、3Dメガネをもらって宇宙のはじまりについて学べる映像を観ることができたり、旭山動物園の動物たちを撮影したプログラムを楽しんだりできます。
まるで本当に目の前に現れたように感じられる3D映像に、ついつい親も子も手や体を動かしてしまいました!
なお、小さなお子さまの視覚は発達段階にあるため、3D映像を観るのは6歳以上が推奨とのことでした。
また、土日祝日はサイエンスバトラーというライブ実験も行われています。宇宙戦争が激化した未来、さまざまな星の代表が集まり科学実験対決で勝敗を決めることになった、という設定で、星の代表者(サイエンスバトラー)は「光」「音」「液体」など、その星が得意とする実験を披露します。
ストーリー仕立てでおもしろく、きちんと実験の解説もしてくれるので、子どもたちも楽しく参加することができますよ!
平日にはライブ実験は行われませんが、代わりにサイエンスクイズラリーが実施されるそうです。
参加対象は小学生以上になりますが、クイズの答えを館内をめぐって探し出し、クイズを楽しみながら科学の知識を増やすことができるというイベントです。
時間内に解答ができれば、ソニー・エクスプローラサイエンスのオリジナルグッズももらえるそうです!平日に行かれる方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
不定期に行われるのが、スタッフさんによるミニ実験。入場してすぐのARヘンシンミラーの前、インフォメーションカウンターの近くで開催されていました。
この日は光の三原則について実験が行われていました。長女にはまだ少し難しい内容だったかと思いますが、子どもたちは頷きながらスタッフさんの説明を聞いています。
光を拡散するというフィルムが貼られたメガネがくばられました。
このメガネを通して見ると、光が赤・緑・青の三原色で構成されていることがわかります。子どもたちは皆「すごい、きれい!」と大喜びしていました。
ミニ実験は10分ほどの短いものでしたが、身近な不思議をすぐそばで解説してもらえるので、多くの子どもたちが熱心に参加していました。
ミニ実験の開催時間は、インフォメーションカウンター横に掲示されていることが多いそうなので、チェックしてみてくださいね。
いかがでしたか?
ソニー・エクスプローラサイエンスの各展示をご紹介いたしました!
ぜひ現地で科学を見て、触って、体感してみてくださいね!