もくじ
※本記事は2019年に取材・公開した記事の再編集です
千葉県の緑あふれる田園地帯を車で走っていると、『東京ドイツ村』へ案内する掲示板が度々目に入ってきます。【千葉にあるのに「東京」ドイツ村?】不思議なネーミングに惹かれたため、年間でもかなり混雑が予想されるゴールデンウィークの最終日に『東京ドイツ村』へ潜入してみました。
ドイツっぽいお店でお土産を売っているだけの小さなテーマパークかと思ったら、いい意味で予想を大きく裏切られました。
マイカーでそのまま入場して園内を周遊できるユニークな形式に驚き、きれいな花とメルヘンチックなドイツらしい町並みに魅了され、子供達が大喜びするアトラクションの豊富さとユニークさに感動しました。
1日では遊び尽くせず何度も通いたくなる、そんな『東京ドイツ村』の魅力をたっぷりレポートします。
ふるさと納税で東京ドイツ村の入場チケットがもらえる
千葉県袖ヶ浦市にある『東京ドイツ村』は2001年3月8日にオープンしました。
千葉県なのに「東京」が名前につくのは、東京湾アクアラインが開通して東京により近くなったからとのことです。
ドイツの田園風景をイメージした『東京ドイツ村』は、ここ数年で年間入場者数100万人を超える人気スポットへと成長しています。
東京ドームの約19個分、27万坪もある園内には常に陽気なドイツの音楽が流れ、ヨーロッパ風の建物や花畑が広がり、まるで童話の世界。
ゆったりくつろげる広場、手入れの行き届いた花畑、ちょっとしたゴルフコース、こどもたちが喜ぶ遊具や動物園が充実し、大人も子供も1日たっぷり楽しめます。
四季によって花畑の色も変わり、旬の野菜の収穫体験もできるので、自然を感じながら子供を遊ばせることができます。
春は満開の花畑を散策し、夏はじゃぶじゃぶ池で遊び、秋は野菜を収穫し、冬は「関東三大イルミネーション」にも指定されている大規模なイルミネーションを楽しみ、と年間を通し何度来ても飽きないイベントが盛りだくさんです。
『東京ドイツ村』が特にユニークなのは、園内のいたるところに駐車スペースがあり、気軽に自家用車で散策できるところです。
また、子供達が冒険しすぎて怪我をしてしまっても簡単な応急処置ができる救護室が完備されているので、安心して遊ばせることができる、楽しくて配慮も行き届いた巨大テーマパークです。
『東京ドイツ村』は車、電車+バス・タクシーを組み合わせての行きかたができます。
車で来園すれば好きな場所に駐車してアトラクションを楽しめるので、マイカーがあれば利用することをオススメします。
車で園内に入場する場合は、人数分の入園料に加え、駐車料金も支払います。
バイクや自転車、徒歩で入場する場合は、入園料のみ支払います。
冬のイルミネーションの時期など、期間によって特別料金を設定し、車での入場する・しないの別によって入園料が変わる場合もあります。
お出かけ前にホームページを確認しておくと安心です。
・徒歩で来園の方: 一人あたり500円
・普通乗用車1台: 3,500円(駐車料金含む)
・徒歩で来園の方: 一人あたり500円
・普通乗用車1台: 3,000円(駐車料金含む)
・乗用車1台につき1,000円
割引券を持っている場合は、スタッフに手渡すと値引きした料金を教えてくれます。
料金を支払うとレシートをもらえます。
入園料を払うと1日園を自由に出入できますが、再入園証が必要です。
入園時のレシートを「入場ゲート」「インフォメーション」「管理事務所」のいずれかに持っていくと再入園証を発行してもらえます。
園内には3,000台収容可能の駐車スペースがあります。
バイクや自転車は入場口付近に無料で駐車し、徒歩か周遊カートで園内を周ります。
キックボードやローラースニーカーでは入場できないので、ご注意ください。
朝早い時間だと駐車場にも余裕があります。
混んでくると、空いているところが見つけづらくなってきます。
園内の車道は一方通行です。標識に従って進んでください。
うっかり間違って出口方面に進んでしまっても「園内戻り」の標識に従えば園内に戻れるので安心してくださいね。
年間パスポートには、申込日から1年間何回でも入園のみできる「入園パスポート」と、入園に加え指定のアトラクションが何回でも利用できるALLパスポートの2種類あり、料金は倍違います。
■入園パスポート(入園のみ)
・大人(中学生以上) 5,000円
・小人(4歳~小学生)4,000円
・シニア(65歳以上) 4,500円
■ALLパスポート(入園+アトラクション)
・大人(中学生以上) 10,000円
・小人(4歳~小学生)8,000円
・シニア(65歳以上) 8,000円
年間パスポートはマルクトプラッツ2階「インフォメーション」にて発行されます。
顔写真を撮るので、必ず本人が行く必要があります。
購入場所が園内にあるため、別途入園料を払って入園しパスポートを購入します。
パスポートの最終受付は16:00なので、検討している場合は早めにインフォメーションへ行ってみてください。
万が一お子さんが迷子になったら、このインフォメーションを目指しましょう。
指定19種類のアトラクションが利用できるお得な回数券です。1,500円で2,000円分利用できます。(100円×20枚)
パターゴルフ、ホールインワンチャレンジ、ゲームセンターでは使えないのでご注意ください。
各アトラクション施設前の券売機で引換券を買い、係員に渡すと回数券がもらえます。
※アトラクションごとに年齢や身長制限があるので、チケットを買う前に確認しておきましょう。
有効期限がないので、当日使い切れなくても次回使えます。
購入後の返金は受付けていないので、買いすぎにご注意ください。
券売機では、割引にならない「遊戯利用券」と回数券引換券が販売されています。
指定のアトラクション以外では使えないので注意してください。
アトラクション回数券引換券をアトラクションのスタッフに渡すと、回数券と引き換えてくれます。
アトラクション回数券には、利用上の注意や指定アトラクションが記載されています。
回数券はアトラクションのスタッフが切り離します。
自分で切り離すと無効になるそうなので、大人が管理して持ち歩いた方が安心かもしれません。
2023年12月27日時点で、パターゴルフ&ホールインワンチャレンジ回数券は販売を終了しています。回数券を持っている場合は、アトラクション回数券に交換してもらいましょう。
交換場所:スワンボート/アーチェリー/おもしろ自転車/観覧車/パターゴルフ/ホールインワンチャレンジ 受付
東京湾アクアラインの海ほたるPAに立ち寄る場合は、お得な割引券付きパンフレットを入手しましょう。
袖ヶ浦市と木更津市のコンビニのレジ前にも同じパンフレットが置いてあります。
このパンフレットを東京ドイツ村の入場口でスタッフに渡すと、1人100円割り引いてくれます。
東京ドイツ村へ行く前は、海ほたるかコンビニで休憩がてら、割引券を探してみましょう。
海ほたるのインフォメーションセンター横に割引券があります。
jaf会員の方は、会員証を提示すると通常期間の入園料金が100円引き、イルミネーション期間の駐車料金が200円引きになる優待が受けられます。
会員の方はぜひ、活用してみてください。
千葉県袖ケ浦市のふるさと納税では、10,000円のふるさと納税で入場チケット1枚が返礼品としてもらえます。1枚につき乗用車1台分 (最大10名)まで入園できるので、おすすめです。徒歩で入園する場合は、5名までが無料になります。
『東京ドイツ村』は年中無休で営業しています。
時期によって営業時間が変わる場合があるので、お出かけ前にホームページで確認しておきましょう。
・通常営業時間: 9:30~17:00(最終入園 16:00)
・イルミネーション期間(10/30~3/28): 9:30~20:00(最終入園 19:30)
平日は比較的空いていますが、ツアーバスがやってくる土日祝日や、冬のイルミネーションの時期は混雑するようです。
中でもゴールデンウィークは特に混み、営業時間を大幅に拡大しても午前中は入園待ちの渋滞ができるそうで、東京ドイツ村では9:30までの入園を勧めています。
しかし、私たちが突入したゴールデンウィーク最終日はそこまでひどくありませんでした。
どうしてもゴールデンウィークに『東京ドイツ村』へ行きたい場合は、最終日が狙い目かもしれません。
『東京ドイツ村』で子供達が特に楽しみにするのがアミューズメントエリアではないでしょうか。
ここでは、アトラクション回数券が使える12アトラクションを、年齢や身長制限が緩いものから順にご紹介します。
ドイツの国旗の色(黒、赤、黄)をあしらった、直径40mの観覧車です
全長60m、幅30m、最大斜度20°の日本最大級の芝そりゲレンデ!
おもいっきり風をきって滑り降りましょう!
リトルティーカップはくるくる回る遊園地の定番アトラクションです。
『東京ドイツ村』には、土日祝日のみ営業しているアトラクションがあります。
回数券は使えず、現金払いのみです。
3歳以上対象。小学生までは保護者の付き添いが必要です(有料)。
入場料1人600円(2歳までの幼児、妊娠中を証明できる方、障がい者手帳保持者は無料)
1度入場したら終日利用可能です。再入場時に入場券を見せる必要があるので、なくさないようにしましょう。
ジージの森は、トムソーヤーや昔ながらの遊びを思わせる自然を生かした遊具がたくさんあります。
ファミリーキャンプやシャワールームもあります。
受付で代表者が「同意書」にサインし、入場料を払うと中へ入れます。
広々とした芝生が気持ちいですね。
ロープや木を使ったアスレチックが山の中にもあります。
大人も童心に返って探検したくなる小屋がたたずんでいます。
ハンモックもあって楽しそうです。
ザリガニ釣りもできるようです。釣り具レンタル30分500円。
シャワールームが10分100円で利用できます。
じゃぶじゃぶ池で遊んで汚れたら、シャワーでさっぱりするのもいいですね。
ジージの森ではファミリー限定でキャンプもできます。
通年、土曜・祝前日のみオープンで、Webから予約できます。
キャンピングカーは5,000円、テント1張り8,000円と料金もリーズナブルです。
当日、ジージの森受付で現金で支払います。
東京ドイツ村の入場料が2日目は無料になるので、得した気分にもなりますね。
テントや寝袋、防寒用品や照明などキャンプ用品一式を準備する必要がありますが、東京ドイツ村に泊まれるなんて素敵ですね。
周りが自然に囲まれていて照明もないので、きれいな星空が見られるかもしれません。
専用チケット制。30分900円。延長10分200円。
3歳~18歳未満対象。
芝桜の丘奥にできた新スポットです。
釣竿とエサを借りて30分500円、金魚や錦鯉を釣ります。
連れた魚は持ち帰ることもできますが、別途料金が発生するそうです。
広々したゴルフ場でパターゴルフはいかがですか。
18ホールは4歳以上対象ですが、ハーフサイズのミニパターゴルフなら誰でも参加できます。
ハイヒールで利用できないのでご注意ください。
貸しパター、クラブ、ボールは全て料金に含まれています。
気軽にゴルファー気分が味わえますね。
1,100円 4歳以上。1コース18ホール。
全4コース72ホールと関東一の規模を誇る、天然洋芝が自慢のパターゴルフコースです。
600円年齢制限なし、1コース9ホール。
カップが大きな、小さなお子さんでも楽しめるコースです。
800円(20球)。
すり鉢状になっているコースで、ホールインワンを狙ってショット!
どこに打ってもカップに近づく形をしているので、小さなお子さんでもホールインワンが十分狙えます。
プリクラやUFOキャッチャーのほかにも、一風変わったジュースやポップコーンの自動販売機や、小さいお子さんが喜びそうなボールプールや乗物も充実しています。
各アトラクションで必要な小銭もここで両替しておくと便利です。
ボールプールは3歳~10歳まで対象。1回300円。
利用する場合は、ゲームセンター受付に声をかけると入れてもらえます。
ポップコーンの自動販売機です。ゲームみたいですね。
クラシックなボトル入りジュースの自動販売機もあります。
日本最大級、直線距離220mのウォータースライダーです。
専用の巨大浮き輪に乗って滑り降ります。
1回300円。3歳以上で、体重100キロ未満、1人で乗れる方が対象です。
現金のみ受付けます。
受付でお金を払うと、浮き輪を貸してもらえます。
浮き輪を持って上流へ歩いていきます。
スタート地点ではスタッフが浮き輪に乗るサポートをしてくれます。
浮き輪のグリップをしっかり握り、出発です!
下流に行くにつれ、スピードが増していきます。爽快感がたまりません。
観覧車近くの遊具コーナーも、土日祝日のみオープンしています。
このエリアには、専用の利用券が必要な遊具と、現金を投入して動く遊具があります。
最寄の券売機でチケットを買いましょう。
専用チケット制。5分500円。
1台に保護者と子供が一緒に乗れます。
2分200円。未就学児は保護者の付き添いが必要。
現金を投入すると動く遊具です。
暗くなると光るみたいです!
3分500円。未就学児は保護者の付き添いが必要。
現金を投入すると動きます。
車同士ぶつかり合って楽しむ遊具です。
1台に最大2名まで乗れます。
『東京ドイツ村』には無料で遊べるエリアも充実しています。
広い芝生で、バスケットボールや一輪車など、いろんなスポーツを楽しめるエリアです。
夜霧で人工芝が滑って転ぶ危険があるので、16時以降は遊具を利用しないようにしましょう。
専用の手すりがあり、一輪車の練習に最適ですね。
バスケットのシュート、うまく決まるかな?
竹馬もあります。
竹のぼりもできます。はだしでチャレンジしてみます。
玉入れもできます。運動会気分で競争しても楽しいですね。
ハードル走もできます。本当にいろんなスポーツができますね。
スポーツとは関係なさそうなものも置いてあります。
『東京ドイツ村』の中心に広がる芝生広場の広さは約6.7ヘクタール!
ピクニックやボール遊びと自由に過ごせます。
素足になって思いきり走り回るのも気持ちいいですね。
芝生広場内にある「せせらぎ」は天然の地下水を利用した水遊びスポットです。
じゃぶじゃぶ池で水につかって遊びます。
ひんやりして気持ちいいですね。
軽いウォータースライダーもできて、子供達に大人気です。
夏は特に混雑するエリアです。
芝生広場を上りきったところにある、遊具が盛りだくさんのわんぱく広場には、ロープのジャングルジムやすべり台、ブランコ、ターザンロープなどが充実しています。
同じ種類の遊具が複数あるので、順番待ちすることなく楽しめます。
子供達に人気のターザンロープは特にたくさんあるので、すぐに順番が回ってきます。
身長120cmほどあれば、1人でロープに飛び乗ることができます。
ブランコはゴム素材を使ったユニークな形をしています。
デザインもかわいいですね。
滑り台もユニークな形をしています。
綱渡りは、大人のサポートがなければかなり難しそうです。
芝生広場内「せせらぎ」の前には、動物と触れ合えるこども動物園があります。
ヤギやヒツジと触れ合ったり、リスにエサをあげたりできます。
小ぶりな体が愛らしいマーラは子供達に大人気!
大きくてくりっとした目が特徴的ですよね。
マルクトプラッツにある体験工房では、ネームプレートやアクセサリーを作れます。
今回は花のカチューシャ作りを体験します。
完成品の種類によって、1回800円~2000円、30分もあれば完成します。
まずは、カチューシャにリボンや造花をつける糊の使い方を教えてもらいます。
熱で溶かした糊をつけていくので、小さい子供には扱いにくいため大人のサポートが必要です。
まずはレースを貼り付け、子供の指定するところに造花を貼り付けていきます。
最後はスタッフに微調整してもらい完成です!
お気に入りのカチューシャが出来上がり大満足です。
凝ったものを作るのが苦手な方は、簡単なキーホルダー作りもあります。
おみやげコーナーを見るのも楽しいです。
『東京ドイツ村』で育った野菜・果物の収穫体験ができます。
初夏はじゃがいも、秋は落花生とさつまいも、晩秋にはみかん、と季節によって収穫できる作物が異なります。
しいたけは夏以外いつでも収穫できます。
収穫した量で料金が決まるシステムになっていて、年度により料金が変わる場合もあります。
生育状況によっては中止する場合もあるので、目当ての収穫体験がある場合は事前に電話で問い合わせみましょう。
7月8月以外いつでも。100g 200円。
しいたけハウス「温室」で「しいたけ狩り」ができます。
肉厚のしいたけが採れるそうです。
残念ながらこの日は終了していました。
5月下旬~7月下旬まで。2株400円
観覧車奥「収穫体験場」にて開催します。
9月~10月上旬まで。
収穫畑にて開催します。
落花生掘り:2株 1,000円
さつまいも掘り:4株 1,000円
10月下旬~12月上旬まで。つめ放題1袋600円 食べ放題 600円
3月下旬~4月まで。100g 100円
パターコース奥に竹の子掘会場があります。
東京ドイツ村には関東最大級の面積を誇る花畑があります。
時期によって見所が変わるので、お花が好きな方はホームページの「花こよみ」を見て遊びに行く時期を検討してもいいかもしれません。
4月は芝桜の丘がカラフルなパッチワークになります。
5月~6月、10月~11月はローズガーデンのバラが満開です。
6月~7月はあじさいの森であじさいを満喫できます。
8月~10月はコキアの丘がシーズンを迎えます。特に10月の紅葉の時期は赤いコキアが並び幻想的です。
5月初旬の芝桜の丘はシーズンの終わりかけですが、まだ十分キレイです。
5万平方メートルもある芝桜の丘には25万株の芝桜が満開です。
園内のいたるところに花や緑があり、リラックスしたひとときを過ごせます。
のんびり花畑を散策するだけでも癒されますね。
『東京ドイツ村』では、花火やイルミネーションといった季節の一大イベントも開催されます。
さえぎるもののない広々とした園内で眺める花火、光の花畑を歩くようなイルミネーションは他にない味わいです!
『東京ドイツ村』では、例年7月後半から8月にかけて「サマーフェスタ」が開催されます。
期間中は週末ごとに、またお盆の間は連日、19:30~19:45にかけて花火が打ち上げられます!
雨天の場合は中止となりますが、花火を見られるチャンスが何度もあるのが嬉しいですね。
15分間と短い時間ではありますが、1,000発もの花火があがり、県内でも屈指の人気を誇る花火イベントです。
さらに袖ヶ浦市民夏祭りが開催される日の花火は、2,000発に増量されます。
花火が終わった園内はとても混雑していますから、バスで行かれる場合には最終便をのがさないようお気をつけください。
『東京ドイツ村』のイルミネーションは、2012年、「あしかがフラワーパーク」「江ノ島 湘南の宝石」とともに関東三大イルミネーションに認定された大規模なものです。
LED球や電球・電飾など、300万球が園内を彩ります。
『東京ドイツ村』の雄大な芝生や花畑が、一斉に点灯したら…?
それはもう、圧巻ですね!
広々とした敷地をキャンバスに、ステンドグラスのような模様や海原を進む船の様子が描き出されるなど、『東京ドイツ村』のイルミネーションは見下ろして楽しい地上絵のようなシーンがたくさんあります。
特等席で見られる観覧車は、毎年長い行列ができる人気ぶりだそうです。
また、全長70mにおよぶ光のトンネル「虹のトンネル」や光の海を回遊できる電動カート、音楽に合わせて動くキャラクターなどの仕掛けはキッズの心をくすぐります!
ちなみに、通常『東京ドイツ村』ではドッグラン「わんちゃんランド」にペットのわんちゃんを連れ出すことができますが、イルミネーション期間中、わんちゃんがいられるのは車内のみとなります。
「サマーフェスタ」と同じように、ウインターイルミネーションの期間中も、週末には花火が打ち上げられます。
冬の冴えた空気の中でみる花火、特別感があってワクワクしますね。
ちなみにいくつかの旅行会社では、マザー牧場やアウトレットパーク木更津など、付近の観光スポットと『東京ドイツ村』のイルミネーションをセットにしたバスツアーが組まれています。
こうしたバスツアーを利用してみてもいいかもしれません。
イルミネーションがもっとも混雑するのはやはり、クリスマスシーズン。
この時期にはデートで訪れる人も多く、園内は大賑わいとなります。
公式サイトでは土日祝日・クリスマスシーズン・年末年始につき、入場・退出に1時間以上かかる場合があるとアナウンスされています。
ですからピークにあたるクリスマス前後にお出かけする場合は、行き帰りにかなり余裕を持っておく必要があります。
イルミネーションの点灯時間は日没後(16時40頃)から20:00まで。最終入園は19:30までです。
クリスマスの時期には日が落ちるのも早く、2~3月と比べて早い時間帯からイルミネーションが点灯されます。
イルミネーションのために入園するより、日中に入園して遊んだ後、そのまま見るのがよいでしょう。
また、バスなどの待ち時間が長引いたときのために、あたたかい服装で行くのがおすすめです。
3月後半のオフピークの時期をねらうのもいいかもしれません。
『東京ドイツ村』には、BBQができるレストランをはじめ、軽食やスイーツが食べられる売店がたくさんあります。
マルクトプラッツ内にお土産物屋が集中しています。
ドイツビールやソーセージ、千葉県の名産品、東京ドイツ村のキャラクター商品等が販売されています。
マルクトプラッツ正面です。ドイツ風の建物がステキですね。
入口のすぐ横にあるのがバウムクーヘン専門店Angieです。
マルクトプラッツに入ると、ドイツっぽい建物が並びます。
この一帯がフードショップです。
ドイツから輸入した食品や、千葉県の名産品等、いろんな食べ物やグッズが販売されています。
中は撮影禁止なので写真を撮らないように気をつけましょう。
マルクトプラッツに入ってすぐのところにある案内図です。
『東京ドイツ村』にはファミリー連れが多いのもあって、子連れに優しいトイレがたくさんあり、授乳室も充実しています。
休憩スポットもたくさんあり、屋内の休憩所はもちろん、芝生エリアでもシートやテントで自由にくつろげ、園全体にゆったりした時間が流れています。
広い園内には、スポットごとに清潔なトイレがたくさんあるので安心です。
トイレの表示が大きく見つけやすいのも特徴的です。
基本的に、多目的トイレにはオムツ交換台が必ず設置されています。
こちらはアミューズメントエリア内の多目的トイレです。
バーベキューレストラン内の多目的トイレ。
ユーポーランド(ゲームセンター)内の多目的トイレ。
こども動物園内のトイレにはベビーベッドが設置されています。
マルクトプラッツには、簡単な応急処置ができ、授乳室も完備している救護室があります。
看護師スタッフは常駐していません。
中に入ると、ベビーカー置き場や流し台があります。
オムツ替えもできます。
ソファもあるので、ゆったり授乳できますね。
救護ベッドは2台完備です。
使用するときは、「空き」の札を「使用中」に裏返す仕組みになっています。
付き添い用の椅子もあります。気配りが行き届いていますね。
ばんそうこうや塗り薬なども準備されています。
医療機関への問合せ先など、緊急時に有難い情報も入手できます。
タクシー呼出電話も設置されています。通話無料なのでさらに嬉しいですね。
『東京ドイツ村』の出入口付近、フラワーガーデンの置くにある無料休憩室には、テーブルや椅子があり、食事や休憩ができます。
子供用のボルダリングや、小さいお子さん用の子供広場もあるので、子供達が遊ぶ様子を大人は座ってのんびり見守ることもできます。
子供用ボルダリングは、ポップなデザインです。
子供達は手足を使って器用に上ります。
大人はのんびり休憩です。
小さいお子さん用の子供広場には、転んでも安心な作りになっています。
ぬいぐるみやおもちゃもたくさんあるので、飽きずに遊べそうです。
無料休憩室にも救護室があります。
授乳室としても使えるので、利用する場合は札を「利用中」に変えておきましょう。
マルクトプラッツ2階インフォメーションにもキッズスペースがあります。
おもちゃや絵本が充実し、テレビでアニメビデオを観ることもできます。
キッズスペースでの飲食、授乳、オムツ替えはできません。
『東京ドイツ村』へオープン時間を狙って東京湾アクアラインを早朝利用するなら、海ほたるPAで海を眺めながら朝ごはんを食べるのはいかがでしょうか。
いつも混んでいるイメージの海ほたるは、朝早い時間だと空いています。
人気の記念撮影スポットも、早朝なら独占状態です。
4階、5階のレストランやショップは7時オープンのお店もたくさんあります。
飲食ができるスペースには、PAならではの無料給茶機も完備されています。
フロアにトリックアートもあるので、東京ドイツ村の前座としても楽しめますよ。
館山自動車道姉崎袖ケ浦I.C.より車で5分。
『東京ドイツ村』からは車で4分程。東京ドイツ村のアトラクションを遊び尽くした後、動物たちと触れ合いたくなったら気軽に立ち寄れる距離にあります。
日本一のダチョウ飼育数を誇るダチョウ王国では、6ヘクタールの広大な牧場でストレスなく育つダチョウ達を見学し、卵やお肉を食べることもできます。
お腹がいっぱいの時は、オンラインショップでも購入することができます。大きなダチョウの卵が4,000円前後で買えるので、ちょっとしたサプライズ料理で巨大目玉焼きなんていかがでしょう。
東京方面へ帰るなら、帰り道にあるゴージャスなホテルで温泉とアトラクションを楽しみませんか。
『東京ドイツ村』からアクアライン経由にて車で約27分。
龍宮城スパホテル三日月は特定の宿泊者限定の場内シャトルバスが走っているほど広いです。
日帰りスパを楽しむなら、スパ棟の受付を目指しましょう。
スパ龍宮城入場料金は16時以降のトワイライトがお得です。
大人(中学生以上):2,000円
こども(4歳~小学6年生まで):1,300円
シニア(65歳以上):1,000円
大人(中学生以上):2,600円
こども(4歳~小学6年生まで):1,800円
シニア(65歳以上):1,700円
詳しい料金はこちら
バスタオル・フェイスタオル・館内着も付いていて、駐車場も5時間まで無料です。
夏季・年末年始・GW・特定日は料金が変更になるので事前に問合せておくと安心です。
スパ棟には、東京湾を一望できる展望温泉があります。
有名な1億5千万円の純金風呂と銀風呂が男女風呂それぞれに設置されています。
水着で遊べる屋外スパ&プール「オーシャンスパ」と屋内アトラクションプール「アクアパーク」も利用でき、水着は1着550円でレンタルできます。
本格的な25mプールや流れるプール、マッサージ効果があるアクアジェット等、温泉を思わせる設備も充実しています。
子供達に人気の70mウォータースライダーは18:30までの利用なので、トワイライトで入場する場合は遊ぶ時間が限られそうです。
スパ棟に隣接する「お祭りランド」には、ボーネルンドがプロデュースした遊具溢れるキッズガーデンやトリックアート、縁日・屋台コーナーや手作りキャンドルコーナーと、大人も童心に返って遊べるアトラクションが盛りだくさんです。
月に1回、木更津のヒーロー「鳳神ヤツルギ」のヤツルギヒーローショーが開催されます。土曜日の夕方から無料で観覧できるので、ヒーローものが大好きなお子さんにオススメです。
イルミネーションは毎日開催。
アクアパークではレーザーショーも開催(20:00と21:00)するので、長時間楽しめます。
三日月オリジナルソングと和楽器が奏でる音楽に合わせたオリジナル噴水ショーもキレイです。
園内を車で周れるユニークなテーマパーク、『東京ドイツ村』。
広い園内には、遊園地、動物園、体験コーナー、アスレチック、じゃぶじゃぶ池など、子供が大好きなものが散りばめられています。
アトラクションだけでなく、広々とした芝生でピクニックを楽しんだり、花を見ながら散策したり、テントを張ってキャンプをしたり、と自然の中でゆったり過ごせる巨大な公園でもあります。
四季を通して花や収穫体験、各種イベントも変わり、どの時期に訪れても家族みんなで満喫できる工夫がなされ、救護室などの安全の配慮もしっかり行き届いているので、安心して思いっきり遊べます。
そんな『東京ドイツ村』へ、ぜひご家族で遊びに行ってみてください。
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チケットの事前購入ならアソビューがおすすめ