もくじ
多摩動物公園内はとても広いので、お子さんの不意のトイレコールやぐずりにも慌てずすむよう、事前に休憩スポットをチェックしておくと便利です。ここではトイレ・授乳室をはじめ、コインロッカーやベビーカーレンタルなど、園内で利用できる各種サービス・設備についてまとめました。お出かけプランをたてるのに、ぜひお役立てください。
もくじ
多摩動物公園では、男子トイレにも結構おむつ交換台が設置されているのが嬉しいところです。
トイレは園内に18ヶ所あります。
もっとも、工事にともない一時的に閉鎖されている箇所もあるのでご注意ください。
園内マップでも、普通の身障者用トイレ(手すりがあり、車いすが入れる幅の広い個室のもの)、オストメイト設置トイレ、ユニバーサルベッド付き「だれでもトイレ」(※身障者トイレのうち、大人も使えるベッドを備えたトイレ)、授乳室などがきちんと表示されています。
こちらの園内マップもご参照ください。
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/map.html
ここで18ヶ所の全ては紹介しきれないので、主なものをピックアップします。
ウォッチングセンターや昆虫館などの大きな建物がある関係から、設備の充実したトイレは正門に近い側(標高の低い側)に集まっています。
正門を入るとまず、右側にトイレ棟が現れます。
土日などにはこのトイレ棟が混雑するため、ウォッチングセンターのトイレも使ってほしいとのことでした。
女子トイレの横に黄色い扉があります。
これが身障者用トイレです。
ユニバーサルベッドやオストメイトはありません。
また、このトイレ棟では女子トイレだけにおむつ交換台があるようです。
おむつ専用のゴミ箱もきちんと設置されています。
このゴミ箱は園内全てのトイレで同じ仕様でした。
小さいトイレにはおむつ用のゴミ箱がない場合もあります。
そんなときには、トイレ外の園内の可燃ゴミのゴミ箱で、対象におむつが含まれているものがあるのでご安心ください。
コアラ下売店前や大きい屋外広場にあるゴミ箱がこれにあたります。
続いてウォッチングセンターのトイレをご紹介しましょう。
ウォッチングセンターの外観の写真はこちらです。
玄関を入り、そのまま直進すると、左手奥に授乳室があります。
ドアが曇りガラスなのでプライバシーも万全です。
ドア付近の壁には、園内唯一の公衆電話があります。
非常時に備えて覚えておくとよいでしょう。
また、授乳室の真向かいには園内唯一のコインロッカーがありますが、こちらは後でご紹介します。
さらにもう少し奥に進むと、右手にオストメイト対応の身障者トイレがあります。
ウォッチングセンターでは男子トイレにもおむつ交換用ベビーベッドがあるので、パパも安心です。
女子トイレにはベビーベッドが2台あります。
ベッドなので壁にしまってある交換台より大きく、使いやすそうでした。
幼児用の補助便座のある個室もあります。
昆虫館本館にも、規模の大きいトイレ・授乳室があります。
本館2階のトイレは園内で唯一おむつ替えベッドのないトイレです。
他のトイレ・授乳室には全て、おむつ替えができるベッドが備わっています。
もっともわたしが訪れた時にはこの2階のトイレが工事中で閉鎖されていたため、1階のトイレについてご紹介しますね。
エントランスロビーのすぐ左に、おむつ交換台を備えた男子トイレと女子トイレ、そしてユニバーサルベッドを備えた身障者トイレがあります。
こちらのトイレはオストメイト対応はしていないので、お気をつけください。
エントランスロビーの正面にはエレベーターがあり、階段で2階に上がれない高齢者、車いす利用者、ベビーカー連れの方も安心です。
1階ロビーから一番奥、昆虫とふれあえるスペースの横に授乳室もあります。
中は広く、個別にカーテンで仕切られた授乳スペースがいくつかありました。
授乳室はウォッチングセンター、昆虫館本館、コアラ下売店のイートインコーナーの3ヶ所にあります。
授乳室には女性のみ入ることができます。
アフリカゾウ舎の横には少し古めのトイレ棟があります。
写真の男子トイレの曇りガラスのスペースにおむつ専用ゴミ箱と交換台がかすかに見えています。
古くはありますが、男女どちらのトイレにもおむつ交換台とおむつ専用ゴミ箱があるんですね。
ただし、ここには身障者対応のトイレがありませんのでご注意ください。
アフリカ売店横のトイレ棟は、アフリカ園で一番設備が整っているトイレです。
入口もスロープで、オストメイト対応かつユニバーサルベッド設置の身障者トイレがあります。
さらに、男女どちらのトイレにもおむつ交換設備が整っています。
アジア園では、ウサギたちから程近い「なかよし広場」の前に大きくて新しいトイレ棟があります。
ここにはユニバーサルベッド設置トイレがあり、おむつ交換もできます。
このトイレとなかよし広場の間の通路を直進し、コウノトリのお見合いケージの方まで行くと、「さくら広場」というピクニックテーブルや自販機を備えた屋外広場があります。
写真がないのですが、ここにもオストメイト対応かつユニバーサルベッド設置の身障者トイレやおむつ交換台があります。
このような設備の充実しているトイレ棟は、このほか動物慰霊碑広場にもあります。
オーストラリア園にはオストメイト対応トイレはありません。
みはらし広場の手前にユニバーサルベッド設置身障者トイレが一つだけあります。
コアラ館や昆虫生態園など、屋内展示施設の外にはベビーカー置き場があります。
こちらはコアラ館前のベビーカー置き場です。
そして、こちらが昆虫生態園前のベビーカー置き場です。
昆虫生態園横では、ベビーカーがカラスにいたずらされる危険があるようです。
置いておく時は、ベビーカーに食べ物やおもちゃなどの荷物を放置しないようにしましょう。
また、昆虫館本館のグローワームの部屋も真っ暗なので、ベビーカーを持ち込むことはできません。
ドアの前のベビーカー置き場を使いましょう。
ちなみにベビーカーを持参しなくても、ウォッチングセンター前にベビーカー貸し出し所があり、料金500円でレンタルすることができます。
お帰りの際に、同じところへ返却してください。
ウォッチングセンター内の授乳室の正面に、多摩動物公園唯一のコインロッカースペースがあります。
料金は小100円、中200円、大300円です。
粉ミルクやベビーフードを利用したい場合、お湯や電子レンジがあると助かりますよね。
ズーカフェ、アフリカ売店、コアラ下売店のいずれにおいても、店員さんに言えばお湯をもらうことも電子レンジを使うことも可能です。
コアラ下売店では、イートインコーナーに電子レンジが設置されています。
売店や屋外広場には、誰でも休憩できるイスとテーブルが揃っています。
昆虫館本館のふれあい用の虫かごのテーブルでも、空いていれば休憩することができます。
ただし、ここで飲食は禁止ですのでお気をつけください。
このほか、アフリカゾウ屋外放飼場前、チンパンジー屋外放飼場前など、園内随所に、現役を引退したシャトルバスの旧車両が休憩用に設置されています。
お子さんが迷子になってしまった場合、落とし物をした場合など、不意のアクシデントについてはウォッチングセンター内の案内所のスタッフにお問い合わせください。
迷子については、ベビーカー貸し出し所の横に、迷子案内ボランティアスタッフが常駐しています。
いかがでしたか?
園内のほとんど全てのトイレでおむつ交換ができ、また使用済みのおむつも捨てることができるのは、お出かけにとても安心ですね。
こまめな休憩・ケアで、快適に園内をお楽しみください!