フォレストアドベンチャー小田原の入場料金・割引情報

公開日:2019-06-28 | 更新日:2022-02-03
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フォレストアドベンチャー小田原の入場料金・割引情報

今度の休日、家族みんなで自然の中、思い切り体を動かしてみませんか。 アウトドアパークのフォレストアドベンチャーは、森林の自然環境の中、空中散歩や空中遊泳などドキドキわくわくの冒険を楽しみながら、自分の行動と安全を自分で管理し守る能力を身につけることができる自然共生型施設。

フォレストアドベンチャーは、2006年8月に第1号となるFUJIをオープン。2017年3月現在、日本全国に22か所(提携施設も含む)を展開しています。 今回は、その中から伊豆・箱根へ向かう道の途中にある関東で最もアクセスのよいパークの一つである『フォレストアドベンチャー小田原』を探検してきました!

フォレストアドベンチャー・小田原とは
 

フォレストアドベンチャーは、専用ハーネス(安全ベルト)を装着して、森の樹から樹へ空中移動していくフランス発祥のアウトドアパークです。それぞれの地形や環境を生かした特徴があり、各パークは一つとして同じものはありません。

『フォレストアドベンチャー小田原』は、樹齢300年の杉の大木が点在する幻想的な約1ヘクタールの森の中にあります。高い木の上から滑車を使い滑り降りるジップスライドが8つもあり、これは国内のフォレストアドベンチャーの中でも最大の数。さらに、いちばん長いジップスライドは長さ100mを超えるというから驚きです。

コース内にはかなりの落差があるターザンスイングもあり、ダイナミックな遊びが大好きな人にはたまらないパークといえるでしょう。

『フォレストアドベンチャー小田原・ディスカバリーコース』の利用条件は、「小学1年生以上かつ身長110cm以上、体重130kgまで」となっており、残念ながら未就学の子どもは遊ぶことができません。

しかし、「子どもが遊ぶのを大人が見守る」というよりも、「大人も子どもといっしょになって本気で遊べる」のが、『フォレストアドベンチャー小田原』の魅力。ドキドキのスリルはありますが、ルールを守って遊べば安全なので、小学生以上のお子さんがいるアウトドア派のご家族におすすめの遊び場です。

フォレストアドベンチャー小田原の入場料金

支払いは現金のみ!利用料金とお得な割引情報
 

入場料金

『フォレストアドベンチャー小田原』の入場料金には、「ハーネスレンタル料金」も含まれています。

・大人(18歳以上) 3,800円
・小人(小学1年生~17歳) 3,000円

フォレストアドベンチャー小田原の割引情報

シニア割引(60歳以上)

60歳以上の方が利用する場合は、シニア割引が適用されるため、3,500円となります。年齢のわかる身分証明書を持参しましょう。

団体割引(8名以上)

8名以上の団体の場合には、団体料金(小人2,700円、大人3,500円)が適用されます。

シーズンパス(年間パスポート)

シーズンパスはいわゆる年間パスのようなもで、発行日から1年間、本人に限り有効です。シーズンパスの料金は、小人10,000円、大人15,000円。年間に5回以上『フォレストアドベンチャー小田原』に行くならシーズンパスを利用するのがお得だと言えるでしょう。

なお、『フォレストアドベンチャー小田原』では、利用料金以外に現地でかかるお金は特にありません。必要なお金があらかじめわかると、家族でのおでかけ計画も立てやすいですね。

利用料金は当日受付にて支払います。

フォレストアドベンチャー小田原の予約方法(WEB・電話)

予約方法はWebと電話の二つ!
 

『フォレストアドベンチャー小田原』の予約には、WEB予約と電話予約の2つの方法があります。

WEB予約の場合は、『フォレストアドベンチャー小田原』公式サイトより、日時と人数を選択し、オンライン予約を行います。空き状況もその場で確認することが可能です。

オンライン予約は希望日の前日正午までとなっているので、「今日これから行きたいな。」という場合には、WEB予約ではなく電話予約をしましょう。

電話予約の場合は、 080-4330-4030 に電話をして、希望の日時と人数を伝えればOK。
スタッフが当日の空き状況を教えてくれ、体験可能な時間を案内してくれます。

予約方法はWebと電話の二つ!2
 

『フォレストアドベンチャー小田原』は、事前の予約が必須というわけではなく、当日予約なしで訪れても、空きさえあれば受付をしてもらえます。ただし、土日、連休、長期休暇中(春休み・夏休みなど)は混雑することがあり、せっかく行ったのに予約の人でいっぱいで受付をしてもらえない……なんてことになってしまう可能性も。

予約をせずに行って当日空きがない場合、現地でキャンセル待ちをして枠が空き次第案内してもらうこともできるようですが、子どもといっしょにおでかけするときにそんな状況は避けたいもの。

前もって予約ができればベターですが、急におでかけが決まった場合は当日でも構わないので、電話をかけてから出掛けることをおすすめします。

なお、『フォレストアドベンチャー小田原』は、アウトドアパークですが、雨でも遊ぶことは可能です(台風などの場合を除く)。ただ、「遊びに行くつもりで事前予約していたけれど、雨がひどいのでやめたい/日を改めたい。」という場合は、当日電話で連絡を入れればキャンセル料はかかりません。

とはいえ、予備として複数の予約を取ることは、ほかのお客さんの迷惑になってしまうので、行わないようにしましょう。複数予約を取った場合、キャンセル料を請求される可能性があります。

フォレストアドベンチャー小田原の営業時間

『フォレストアドベンチャー小田原』の営業時間は、毎日9:00~日没まで(季節によって変更あり)。

営業時間中いつでもスタートできるわけではなく、30分おき(毎時0分、30分)に行われるコースに参加する必要があります。コースの最終スタートの時間は、季節により異なりますが、だいたい14時~15時の間です。

営業期間は通年で、定休日はありません。年末年始やメンテナンスなど年間に数回不定休があるようなので、事前に問い合わせるか、ウェブサイトにて確認するようにしましょう。

『フォレストアドベンチャー小田原』は雨でも営業しますが、自然の中のプログラムのため、天候によっては急遽クローズする場合もあるそうです。天候が不安定なときは事前にパークに問い合わせるのがベター。予約をしていれば、突然のクローズ時にも連絡をもらうことができます。

天候によって左右されることも?営業時間
 

受付時にはフォレストアドベンチャーのルールと注意事項内を読み、参加誓約書に署名をし、実際のコースに入る前にハーネス装着などの準備も必要なため、予約時間の20分前までには来場するようにしましょう。

フォレストアドベンチャー小田原の混雑状況

土日、連休は予約でいっぱいも?混雑状況
 

『フォレストアドベンチャー小田原』は、週末、連休、子どもの長期休暇中(春休みや夏休み)は基本的に混雑しており、それ以外の平日は空いているようです。ゴールデンウィークや長期休暇中の土日は特に混雑し、予約で満員になってしまう日もあるとのこと。

『フォレストアドベンチャー小田原』のウェブサイトのオンライン予約ページでは、カレンダーの下にその日の空き状況が「○・△・×」で表示されるので、そこで混雑状況を確認することができます。

混雑する日でも予約を取ってあれば予約時間にコースをスタートできるのですが、コースは数人~20人くらいまでのグループで最初にセーフティーブリーフィング(安全講習)を受け、その後各自スタートという流れになるため、一回の参加人数が多い場合、スタートしても人が詰まってなかなか前に進めないという状態になってしまいます。

そのため、空いていれば2時間程度で回れるコースも、混雑していると回り終えるのに3~4時間かかってしまうこともあるようです。混雑する日に『フォレストアドベンチャー小田原』に行く際はこのことを頭に入れておきましょう。

フォレストアドベンチャー小田原のアスレチックコース(2つ)

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース
 

アドベンチャー・ディスカバリーコース

『フォレストアドベンチャー小田原』は、原生林の面影を留める約1haの森の中、そのダイナミックな地形と景観を生かした8コース39アクティビティが作られています。

家族みんなで楽しむ「ディスカバリーコース」と、大人の方におすすめの「アドベンチャーコース」があるのですが、ふたつのコースのどちらかを選んでスタートするわけではありません。

スタートは同じで、ディスカバリーコースの中のごく一部だけがアドベンチャーコースとなっているため、その区間だけ、「ディスカバリーコース」と「アドベンチャーコース」のどちらかを選んで進む形です。

(※上写真の案内板右側のコースマップで、水色の線がディスカバリーコース、赤い線がアドベンチャーコースです。赤い線の区間がごく短いのがおわかりいただけると思います。)

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース2
 

まず最初に、スタッフにサポートしてもらって、専用ハーネスを体に装着します。
同じ回の参加者全員の準備ができたら、セーフティブリーフィング(安全講習)がスタート。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース3
 

『フォレストアドベンチャー小田原』のすべてのアクティビティは、地面から足が離れ、再び地面に足つくまで、常に自分の体をハーネスでコースにつなげておきます。途切れることなくハーネスがつながっているため、高いところで足を滑らせたとしても、ぶら下がって下まで落ちません。

文字通り、命綱となるこのハーネスの使い方をしっかり教えてもらえるのがセーフティブリーフィング(安全講習)。「自分の行動と安全は自分で管理し守る」ために、説明をしっかり聞きましょう。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース4
 

緑の印のカラビナ(開閉できる部品がついた金属リング)は緑のカラビナ、赤い印のカラビナは赤いワイヤーロープへつなぐと色で決まっているため、低学年の子どもでも覚えやすいです。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース5
 

説明が終わったら、ブリーフィングコースで縄梯子を上り、縄の上を渡って横へ移動し、プーリーと呼ばれる滑車をワイヤーロープにかけて滑り、着地するテストを行います。テストというと難しく感じるかもしれませんが、教わったことを思い出しながら落ち着いてやれば大丈夫。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース6
 

上写真はプーリー(滑車)。これがワイヤーロープの上を滑っていきます。

このテストをパスしたら、その後は自分たちでコースを回っていくことになります。インストラクターさんは付き添ってはくれませんが、複数のインストラクターさんがコース内をパトロールして、参加者に目を配ってくれているので安心です。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース7
 

ブリーフィングコースの先へ進むと、ディスカバリーコースが始まります。

すべてのアクティビティの前にこのような標識が出ており、どんな動作をするものなのかを図解してくれています。難易度も1~4で表示されているので目安になりますね。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース8
 

最初はロープラダー(縄梯子)。一般的な木やアルミの梯子と違って、変形し揺れる縄梯子は上りにくく、最初は苦労するかもしれませんが、がんばって上りましょう。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース9
 

縄梯子で上の台まで上がったら、縄と板の上を渡って隣の台へ移動。そして、滑車をワイヤーロープにかけて、滑っていきます。

形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース10
 

このジップスライドは、ディスカバリーコースの最初ということもあってか、つかまるロープが用意されていて、滑り降りるというよりも、ロープを手繰って前に進む感覚。

その後も、「のぼる」「わたる」「くぐる」「とぶ」「すべる」「着地」が組み合わさったアクティビティが次々に登場します。1つのアクティビティが終わったら、すぐ次のアクティビティなので、退屈する暇がありません。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース11
 

こちらは高い台の上から滑り降りて、ネットに飛びつくターザンスイング。
ワイヤーに全体重を預けて一気に滑り下りるので、足を踏み出すときには勇気が必要です。

インストラクターさんの話では、足を踏み出す前に考えすぎると足がすくんでしまうので、エイヤッと思い切って飛び出すのがポイントだとか。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース12
 

一度目勢いよくネットに当たったときにネットを掴むのではなく、一度当たって跳ね返り、二度目に当たったときにつかむようにします。ネットを掴んだら網目に足をかけて、隣の台までネットを上って移動しましょう。

なお、この最初に説明した「ディスカバリーコースの途中に一部アドベンチャーコースがある」区間には、このターザンネットよりもさらに高さがあり、スリルのあるターザンネットが存在します。

ディスカバリーコースの最初のほうにある小さい方のターザンネット(上写真)をやってみて、その後に大きなターザンネットをやるかどうか決めると良いですね。「小さいターザンネットでも怖かったのに、これ以上大きなターザンネットなんて無理!」という方は、う回路を通ることができます。

(※大きいターザンネットのあるアドベンチャーコースは、小学4年生以上かつ身長140cm以上でないと利用できません。)

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース13
 

ターザンネットを上り終えると、ほっとする間もなく、次のアクティビティであるジップスライドへ。
最初のジップスライドと違い今度は手繰り寄せるロープはなく、さらに高さも距離も伸びています。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース14
 

高さがあるためスピードも増して、ちょっとドキドキしますが、木立の中、シャーッと風を切って進む爽快感が味わえます。

形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース15
 

無事に着地。地面に足がついてからハーネスを外します。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース16
 

またまた縄梯子が登場。何度も上っているうちに、少しずつコツをつかめてくるのですが、こういうものは大人よりも身軽な子どものほうが上手だったりするんですよね。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース17
 

高い台の上まで上りきったら、縄でつながれたステップを踏みながら向こう側まで移動。左右につかめるワイヤーロープがあるとはいえ、かなり高さもあり、ステップがゆらゆら揺れて不安定なのでスリルがあります。

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揺れるステップを渡り終えたら、今度はゆらゆら揺れるトンネルくぐり。「腹這いになってトンネルを進むなんて、子どものとき以来!」というパパ・ママもいるかもしれませんね。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース19
 

トンネルを抜けたら、再びジップスライドを滑り下ります。

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スクランブルネット。

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綱渡り。

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各コースの最後には必ずジップスライドがあるのが『フォレストアドベンチャー小田原』の特徴です。

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「あーああーーーっ!」と大きな声で叫びながら滑り降りれば、気分はまるでターザンです。
普段あまり大きな声を出すことがない人でも、こんな環境なら思わず叫びたくなってしまうかも!

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地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース2225
 

次は、縄梯子を上って、高いところにある揺れる板を踏みながら移動するアクティビティ。

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足場は広いのですが、高さがかなりある上、板から板へ渡る際に足場が揺れるので、冒険している感たっぷり。まるで、森の中を探検する映画の主人公になったかのような気分です。

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揺れる足場を渡り切ったら、コースの最後はお決まりのジップスライド。何度もジップスライドを体験するうちに、怖さよりも爽快感のほうが上回ってきて、空中遊泳が楽しくなってきます。

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長いジップスライドは、滑っている最中にくるっと回って体の向きが変わってしまうことがあります。前向きに滑っていれば足から着地できるのですが、後ろ向きになってしまうと最初にお尻がつくことになってしまうので、うまく着地できず転んでしまうことも。

インストラクターさんに「体が回らないコツは?」と聞いたところ、体重を左右どちらかにかけたりせず、ワイヤーロープの真下にお尻があるようにすること、それでも体が回転し始めたら、手足を広げて軽くバタバタさせるとバランスを取りやすく、体が回りにくくなるそうです。

とはいえ、この方法、実際に試してみても、うまくいくときといかないことがあるので、体が回ってしまったら、諦めてお尻から着地するしかありません。

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さらにコースを進み、縄梯子で木の上に上ると、コースが二股になっているところに出ます。
右が難易度低め、左が難易度高めのコース。どちらもディスカバリーコースなので、小学校4年生未満のお子さんでも好きな方を選んで進むことができます。

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右の難易度低めコースは、丸い板を踏んで渡り、次の足場からは揺れる丸太を踏んでその次の足場へと進みます。

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地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース32
 

左の難易度高めコースは、ロープで吊るされた丸い金属の輪へつま先を入れ、足を交互に出して前の輪へと足を移していきます。一見それほど難しそうには見えないのですが、踏ん張る方の足もロープで吊るされた輪に入っているため、なかなか思うように進むことができません。

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輪のところを渡り終えたら、足場のすぐ横にあるネットを掴んで、次の足場へと横移動。

この「次の足場」が、難易度低めコースで丸い板を渡った先にある足場と同じ場所のことなので、その先は再びコースが合流し、揺れる丸太から、ジップスライドへと写ります。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース34
 

気持ちよくジップスライドを滑り降りるものの、やはり体が回って後ろ向きになってしまう子ども。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース35
 

次は、いよいよアドベンチャーコースのある場所。向こうに見える大きなネットが「大きなターザンスイング」のようです。まずは手前の木にかかっている縄梯子を使って上の足場へ上がります。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース36
 

そして、ロープでつないだ板を渡って向こう側の足場へ着くと、「右はディスカバリーコース」「左はアドベンチャーコースの案内がありました。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース37
 

今回は筆者が右のディスカバリーコース(標準コース)、小学6年生の娘が左のアドベンチャーコース(難易度高めでスリルのあるコース)を選択。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース38
 

ディスカバリーコースを選ぶと、このようなV字になったネットの間を歩いて向こう側の足場へ移動します。ディスカバリーコースとアドベンチャーコースはすぐ近くなので、アドベンチャーコースにトライする家族の写真を撮りたい方は、V字ネットの途中から撮影できますよ。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース39
 

アドベンチャーコースを選ぶと、大きなターザンスイングに挑戦できます。上写真を見ていただくとわかるように、足場よりかなり低いところにネットがあるため、大人でも怖くなるほどの落差があります。この位置からネットに向かって飛び出すのは、バンジージャンプのような覚悟が必要かも。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース40
 

滑るというよりも落ちるような感じでネットへ体当たり! もちろん、ハーネスが命綱になっているので安全なのですが、かなりの勢いでネットにぶつかるので、スリル満点です。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース41
 

最初の小さなターザンスイング同様、一度目に当たったときはネットを掴まず、跳ね返って二度目に当たったときにネットを掴むと、うまく行くようです。掴めたら、右上の足場まで移動します。

フォレストアドベンチャー・小田原とは
 

ディスカバリーコースのV字ネットの先の足場と、ターザンスイングのネットを上がってきたところの足場は同じ場所。そこから縄の足場を渡って先へと移動します。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース43
 

いよいよ最後のアクティビティである最長106mのジップスライドが見えてきました。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース44
 

ここまでのジップスライドもけっこうな長さでしたが、この最後のジップスライドは圧巻。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース45
 

着地点が遠くてよく見えないほどです。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース46
 

いざ、最後のジップスライド! 風を切ってびゅーんと前に進んでいく爽快感だけでなく、どんどん後ろに流れて行く景色を楽しむ余裕があったのは、ジップスライドに慣れてきたからなのか、それとも106mもの長さゆえ空中遊泳の秒数が長かったからなのかはわかりません。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース47
 

最後のジップスライドを終えると、ゴールの標識が見えました。長いジップスライドのせいか、まだ少し浮遊感が残っていますが、無事にゴールして最初の地点に戻ってくることができて、ホッ。

地形・景観を生かした2つのダイナミックなアスレチックコース47
 

スタート地点に戻り、スタッフにハーネスを外してもらったら、コースは終了。『フォレストアドベンチャー小田原』の8コース39アクティビティを全部回って、満足感と達成感でいっぱいです。

フォレストアドベンチャー小田原の団体向けプログラム

前述したように、フォレストアドベンチャーは通常18歳未満の方は18歳以上の保護者の同伴がないと参加することができません。

しかし、スペシャルプログラムとして、チームビルディング研修プログラム「フォレストアドベンチャー・エクスプローラー」や、「フォレストアドベンチャー教育・研修プログラム」を提供しており、プログラムに参加すると施設のインストラクターがガイドとしていっしょにコースを回ってくれます。

両プログラムの詳細は以下の通り。

フォレストアドベンチャー・エクスプローラー

フォレストアドベンチャー・エクスプローラーは、自然の森の中でさまざまな問題を解決しながら進める研修プログラムです。仲間と協力することでリーダーシップやチームワークを認識し、コミュニケーションを図り、それぞれが成長していくことを目的としています。

フォレストアドベンチャー・エクスプローラーの対象年齢は小学生以上で、人数は10人~50人、時間は半日または1日。料金は、一人あたり半日6,000円~、1日10,000円~となっており、プログラム内容は希望によってアレンジ可能とのことです。

※研修実施施設のみ。フォレストアドベンチャー小田原では、実施していません。

フォレストアドベンチャー教育・研修プログラム

フォレストアドベンチャー教育・研修プログラムは、自然の中で楽しみながら「自分の行動と安全は自分で管理し守る」という意識を身につけ、危険を回避する力を養うためのプログラムです。
自然を相手に頼れるのは自分だけという状況に身を置くことで、普段は注意力散漫で集中力に欠ける子どもが真剣に集中するようになるのだとか。

子ども会や、子どものスポーツチームなどの団体でフォレストアドベンチャーを体験したい場合、これらのスペシャルプログラムを利用してみるのもよいですね。

スペシャルプログラムについては、『フォレストアドベンチャー小田原』の公式サイトのお問い合わせフォームから問い合わせができます。

フォレストアドベンチャー小田原の注意点

飲食物は事前に準備しておくことがおすすめ!
 

飲食物の持参が必要

『フォレストアドベンチャー小田原』には、飲料の自動販売機はありますが、食べ物を売っているところはありません。周囲にコンビニやレストランもないので、『フォレストアドベンチャー小田原』に来る前に食事を済ませてくるか、あるいは食べ物を買って持参するようにしましょう。

飲食物は事前に準備しておくことがおすすめ!2
 

『フォレストアドベンチャー小田原』の入り口付近には木製のベンチや簡易テーブルがあるので、パンやおにぎりなどを持参すれば、そこに座って食べることもできます。

(なお、コース開始後は食べ物を食べることはできません。ペットボトルや水筒を持ち歩いて水分補給をすることは可能。夏場は水分を携帯することを推奨されます。)

小田原駅を利用する方は、小田原駅西口付近に「箱根ベーカリー」というパン屋さんや、「ベルマート」という売店があるので、バスやタクシーに乗る前にそこで食べ物を買うと便利です。

敷地内にトイレが無い

施設内にトイレはある?
 

『フォレストアドベンチャー小田原』にはトイレはありません。ただ、「小田原こどもの森公園わんぱくらんど第2駐車場」北側にわんぱくらんどの西管理棟があり、その一部に公共トイレがあります。
『フォレストアドベンチャー小田原』の受付から、このトイレまでは歩いて1~2分ほど。

『フォレストアドベンチャー小田原』でのコースは2時間以上かかるので、遊ぶ前にはこちらでトイレを済ませておくと良いでしょう。

施設内にトイレはある?2
 

男子トイレ、女子トイレのほかに、おむつ替えなどに使える多目的トイレもあります。これらのトイレは『フォレストアドベンチャー小田原』の施設ではないため、更衣室として使うのはNG。

わんぱくらんど西管理棟には、授乳室や自動販売機(飲料、アイスクリーム)もあります。

フォレストアドベンチャー小田原の周辺スポット

市立公園「わんぱくらんど」

『フォレストアドベンチャー小田原』の隣には広大な市立公園「わんぱくらんど」が広がっています。こちらもアスレチック施設で遊んだり、動物と触れ合ったりすることのできる人気スポットです。

フォレストアドベンチャー小田原のまとめ

フォレストアドベンチャー・小田原のまとめ
 

以上、『フォレストアドベンチャー小田原』の体験レポートをお届けしました。

この日は空いていたこともあり、自分たちのペースで特に急ぎもせずに回ったのですが、コースを一周するのにかかった時間は約2時間でした。そのことをいっしょに回った筆者の娘に伝えると、「えっ、2時間も経っていたの!? まだ10分か20分くらいしか経っていないかと思った。」との返事。

あまりにも楽しくて、夢中になっていたため、あっという間に感じたようです。これだけ子どもが喜んでくれると、親としては、連れて行った甲斐もあるというものですね。

「自分の行動と安全は自分で管理し守る」というサバイバル要素と、「幻想的な森林の中を冒険して楽しむ」というエンターテイメント要素がミックスされた『フォレストアドベンチャー小田原』は、小学生以上のお子さんのいる家族におすすめの遊び場。

大人が子どもの遊びに付き合うのではなく、大人も子どもといっしょに夢中になって遊べるので、スリルや爽快感、達成感も共有でき、とっておきの思い出を作ることができます。

「いつも人の話をちゃんと聞かないのに、森の中ではインストラクターさんの話を真剣に聞いていて感心した。」、「怖がりだと思っていたウチの子があんなに長いジップスライドを滑れて驚いた。」など、わが子の普段とは違うちょっぴり頼もしい一面を垣間見られるかもしれません。

今度の休み、家族そろって『フォレストアドベンチャー小田原』に行ってみませんか。

フォレストアドベンチャー小田原の施設情報

施設名:フォレストアドベンチャー小田原
住所:神奈川県小田原市久野4391
電話番号:080-4330-4030
営業時間:9:00~日没(最終スタートは季節により異なる。)
※掲載されている情報は、執筆時点の情報のため、
詳細は公式HPをご確認ください。
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